帰省のおみやげ: 地元の新聞『北羽新報』に月一で連載を始めることに

 帰省から東京に戻った翌日、つまり本日午後、「法政大学大学院・小川孔輔さま 突然のメールお許し下さい。初めまして」ではじまるメールを、能代の地元新聞社『北羽新報』の八代編集局長からいただいた。地元での講演を依頼してきた能代市山本郡医師会の前会長、三田先生からの推薦らしかった。

 

 文面は、つぎのように続いていた(一部編集)。

 

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 小川先生の能代高校の1学年下です。6日の能代市山本郡医師会主催の市民講演会はご苦労様でした。私は所要あって聴講できませんでしたが、記者の取材記事は一両日中に掲載の予定です。
 さて、講演会後の懇談の席で、私の友人である三田重人医師(元医師会長)が、先生に本紙への執筆を打診したところ、快いご返事があったと聞きました。本来であれば、私の方から直接お目にかかってお願いするところですが、取り急ぎ、ご意向を伺いたいと思い、メールした次第です。
 現在、本紙では外部に依頼しているコラムは、月1回が小嵐九八郎さん(能代市出身・作家)、加藤正人さん(同・脚本家)、島本和彦さん(狛江市・バスケットボール解説者)、秋田県立大学木材高度加工研究所(能代市)の教官のみなさん(リレー方式)です。ほかに不定期(年4回程度)で、浅野秀剛さん(能代市出身・アベノハルカス美術館と大和文華館の館長)、あゆかわのぼるさん(秋田市・エッセイスト)です。

 ご多忙の先生ですので、月1回は難しいと推測しますので、不定期(年4、5回)を考えておりますが、いかがでしょうか。ふるさと能代に向けた思いや経済解説などを執筆いただければと思っています。よろしく、ご検討下さい。

 2016年8月8日
 北羽新報・八代保

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 三田医師とは、講演会が終わったあと、米代川沿いの居酒屋「べらぼう」で、他の医師の方6人と早めの夕食を楽しんだ。そのことは、8月7日のブログ(「過疎の街、自然の復元力」)で書いたばかりである。その席は、「ふるさと納税」の話などで盛り上がったが、そういえば、北羽にコラムを書く話をしていたような記憶もあった。でも、たいていは飲んだ時の話は、立ち消えになるものだ。

 早速、編集局長から依頼のメールが飛び込んでくるとは。「月1回は難しいと推測しますので、不定期(年4、5回)を」とのリクエストだったが、すぐの返信には、「いや、せっかくだから、月一でも」と答えてしまった。

 

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 八代さん (CC:内藤さん:*小川研究室秘書) こんにちは。
 医師会の講演会後に、なんらかのことで能代に貢献してみたいと思いました。
 たとえば、三田先生との話では、ふるさと納税の在り方や新しい取り組みなどです。
 アイデアはありますが、なかなか実行はむずかしいかもしれませんね。

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 そんなわけで、願わくば、月一回だが、毎回1000字ほどのコラムを、地元の北羽新報に連載することになった。

 いただいたサンプル例では、常任コラムニストの小嵐さんは、「川崎発能代着」。加藤さんのほうは、「品川発能代着」になっていた。さしずめ、小川先生は、「東京下町(森下)発能代着」とにでもするのだろうか?

 何を書こうか、思案している。やはり経営・経済を中心に、秋田なじみで大学(学生)のことなどを混ぜて書いてみようか。ネタには困らない気がする。