昨日の小川和紙マラソン10KMの部は、ご覧のような結果でした。先週の千葉パークマラソン(ハーフ)に続き、思いのほかアップダウンのきびしいコースでした。10年前に走ったときは若かったこともあり、あの坂道の傾斜をそれほど厳しく感じませんでした。
10年後のいまは、練習不足もあり急坂はこたえます。一緒の山下君は、6KMまでわたしの後ろについては走っていたとのこと(わたしは気が付かず)。引き離したのは、7KM手前の坂道でした。
山下君に言わせると、そして、ハーフを走った松浦さん(ヤオコー人事部長)によると、「前半3KMまでの緩やかな登りのダメージが後半になって堪えた」もようです。走り慣れれば、その辺はなとか調整はできるのですが、練習量がちと違ったようです(えへん)。
今回のマラソンのもうひとつの目的は、NOAFが取り組んでいる「オーガニックの宣伝活動」でした。
埼玉県比企郡小川町は、有機農業の町として有名です。この町は、有機農業の指導者(有機農業推進法の立役者)、金子美登(よしのり)さんのフランチャイズです。彼の存在のおかげで、いつしか小川町は有機農業の故郷になりました。ひとりの人間の存在が、その町の農業の在り方を変えてしまったいい例です。
いまや小川町では、農家の3割が有機農業に従事しています。慣行栽培からの転換組がほとんどです。全国の有機モデル地区のようなものです。若い人たちが、世界中から小川町にやってきます。
昨日は、そこで、オーガニックの人参ジュースを配りました。マラソン参加者に全部で800袋。「甘い」「美味しい」「やはり有機だ」ととても評判でした。
今回は、始まったばかりのNOAF支援プロジェクトとしては、活動資金の申請が間に合いませんでした。そこで、代表幹事のわたしがこのプロジェクト(オーガニックマラソン推進プロ)に寄付しました。10万円分の野菜ジュース。自分も二袋を飲みました。久野農園の人参は美味しいです。
小川ゼミで、ランナーズ班の学生たちがニンジンジュースとNOAFのパンフレット配布に協力してくれました。このプロジェクトを支援してしてくれたのは、農水省生産局の吉田大作さんです。プロモーション用のパンフレット、黒板や横断幕など、事前に準備してくれました。
朝早くから、小川町のマラソン会場まで車で運んでくださいました。学生も吉田さんもご苦労様でした。