ローソン取材と九州出張

 2か月ほど熟成を待っていた『新潮45』(11月号)の原稿がまとまってきた。この2週間、ローソンの首脳陣を集中的にインタビューしてきた。初稿のドラフトは週末に完成する。データ編はその後に、『読売オンライン』に転載することになっている。

 

 仮のタイトルが、「ローソンがセブン‐イレブンを超える日」。わたしの研究室は市ヶ谷駅から歩いて7分のところにある。隣の駅が、セブン&アイの本社がある四ツ谷駅。西側の空から、石礫が飛んできそうだ。頭に当たったら、かなり痛そう。

 わたしが提案している論考のタイトルは、どう考えてもそうとうに刺激的だ。『新潮45』という雑誌のテイストにはあっていると思うが、実際に編集部はどのように対応するのだろうか?

 ちなみに、今週号の『週刊ダイヤモンド』では、いま話題の三社(セブン、ローソン、ファミマ)を対象に、コンビニを特集でとりあげている。なんとはなしの印象だが、やや「ローソン寄り」に編集されている。気のせいだろうか?

 「コンビニを科学する」の特集は、なんと50ページ分ある。特集号の記事は、学部ゼミでも取り上げることにした。今週末に全員にコピーして配布する。

 

 さて、新潮45の原稿が完成する前に、本日は、九州のJFMA会員2社を取材する。去年から連載をはじめている「トップインタビュー」の対象企業で、三和陸運(井上社長)とメルヘンローズ(小畑社長)。飛行機は、福岡便にスターフライヤーで。

 井上さんとは、昨年の南米ツアーでご一緒した。そのときに、今回のインタビューを、事前にお願いしておいた。小畑さんとは、もう長い付き合いになる。ただし、原稿でメルヘンさんを紹介するのは、『花を売る技術』(誠文堂新光社)以来のことになる。

 

 本日は、さきごろに噴火したばかりの阿蘇山まで足を延ばす。そういえば、最後の講演会では、大田花きの宍戸くんと、日本一長いつり橋を渡った思い出がある。宍戸君は、実際は怖くて橋を渡れなかったが。福島出身の彼は、高所恐怖症!だった。