年の瀬、仕事納め、今年最後の忘年会@「しか野」門前仲町

 本日は、仕事納めの日である。午後3時から、JFMA@麹町で打ち上げ。夕方からは、しか野@門前仲町で、GRC(群馬レーシングクラブ)の忘年会がある。奥さんが海外に脱出している千田さん(ダイヤモンドフリードマン社)からは、「先生、今夜は返しませんから、、」と怖いメールがきている。


門前仲町の「しか野」は、わたしにとって鬼門である。一昨年は、酔っ払って、深川署のお世話になった。冷たい雨の中、携帯とお財布を一式なくして、呼び出しを食らった。面目のない羽目に陥るのは、いつもGRCのメンバーと飲んだときである。怖いなあ、門前仲町は。
 明日は、手帳に何も予定が書いていない。だから、今日も危ない予感がする。寒くなってきたので、外を走らないと。年を越させたくない、残りの仕事がいくつかある。DIY白書、経営情報(JRC)の書評(2件)、新年度に向けたプロジェクトの申請書類が数種類。
 
 『異文化適応のマーケティング』(柳原書店)の翻訳作業は、年度内に完全に終わった。
 あとは、14章分の再校が帰ってくるのを待つのみである。青木(恭子)さんに、索引を作ってもらうことになる。厚い本なので、単語や事項をピックアップするのも、かなり細かな作業になって、手間がかかりそうだ。
 ピアソンさん(柳原書店)は、3月まで出版に間に合えばいいと思っているのか、原稿の督促がずいぶんと緩やかになってきている。ほんとうに、3月の刊行は大丈夫なのだろうか。教科書に指定するには、タイミングが遅くなりすぎたのではないのか?
 売ろうとしたら、2月中に決着をつけないといけないはずだが、わたしの「あとがき」も、「再校があがってきてからでいいですよ」と、出版社はのんびりと構えている。

 『しまむらとヤオコー』は、いま再校段階にある。最後の確認作業を、小学館の園田さんが行っている。これまでで、いちばん細かな校閲の工程である。
 初版6千部を予定していたが、すでに3千部は予約が入っている。発売前1ヶ月で、半分が売れてしまった。わたし個人としても、HPで購入予約を集めているが、すでに約100部の受注を得ている。
 早晩、4千部は売れてしまうだろう。よくわからないのだが、書店に配本できる分が、2千部をきってしまった。販売用の在庫分は、十分に確保できるのだろうか。うれしくも、心配にもなる。
 発売前に増刷を決定することに、きっとなるのだろう。出版社がどんなふうに判断するのか(何冊分を増刷するのか)、楽しみである。出版前の増刷というのは、あまり聞いたことがない。
 この本に関しては、装丁などにずいぶんと凝ったのだが、すでに黒字の見通しがはっきりとしてきた。 かなり無理を言って、発売までこぎつけた本なので、出版社には迷惑をかけたくはなかった。見通してとしては、楽観できる状態になっている。