iza! オホーツク網走マラソンへ

 はじめて収容車に乗せられた因縁のレース、網走マラソンに向かう。ハーフ開催の最終年の参加だった(と思っていたが、大会は2002年まで開催されていた!)。折り返し地点で1時間を切れず、まさかの途中棄権。その日(1999年8月1日)は、気象庁の観測史上、網走で最高気温35度を記録した。

 

 明日(9月25日)の朝9時、網走刑務所の門前がスタート地点になる。

 猛暑の翌日、観光をした思い出の深い場所だ。本日、夕方のAirDoで羽田から女満別空港に飛ぶ。9月下旬の北海道は、気温が20度前後らしい。ただし、天気予報では、明日だけは23度くらいと教えられた(知床の花屋さんからの情報)。

 昨年は、仕事の都合で参加できなかった。RBS(ランナーズ)社主の橋本治朗ご夫妻は、昨年度の第一回大会を完走されたらしい。わたしは満を持しての参加になる。リベンジをあまり意識しずぎると、悲惨な結果になりそうなのだ。4時間半を切れるくらいの緩いペースで走るつもりでいる。

 第一回大会の感想文を読んでいる。能取湖とオホーツクの海岸線を走る美しい景色のコースだ。むかしはひたすら熱いだけで、風景を楽しむ余裕などまったくなかった。今回は、気持ちを入れ替えて、北海道の自然を思う存分に楽しんできたい。

 

 大会HPから、コースの特徴を引用する。実際にランナーと一緒にコースを走っている気持ちになる。 

 さて、明日の走りはどうだろうか?

 

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網走刑務所(スタート地点)

観光施設ではない、れっきとした法務省管轄の刑務所。明治24年、釧路集治監網走分監として設立されて以来、網走のひとつの顔として存在し、高倉健さん主演の東映映画「網走番外地シリーズ」で全国的にも有名となりました。

 

オホーツク海(5K~17K)

オホーツク海の美しく輝く青“オホーツクブルー”を右手に眺めながら海岸線を疾走できます。振り向けば世界遺産である知床連山が一望でき、目の前に広がる海と知床の風景は一見の価値ありです。

 

能取岬(14.4K地点)

オホーツク海に突き出た岬で、突端には灯台と管理事務所があるだけです。ここから西方は能取湖と常呂町の海岸、北方はすべてオホーツク海、東方は遠く知床連山が眺められます。眺望は最高、数々の映画やコマーシャルロケ地としても有名です。

 

ひまわり畑(35K地点)

網走刑務所の農場として、一般市民が足を踏み入れることのなかった自然豊かな広大な土地を、網走市が取得したものです。そこに咲く、約18ヘクタールの秋の「ひまわり畑」が、ゴールするランナーを出迎えます。