三田病院の眼科診察で、小松先生から「GO!サイン」が出された。シャンプーのことである。二週間、傷のふさがっていない目が感染症にかかるといけないので、シャンプーはご法度だった。お許しをいただき、今朝は思いっきりシャワーの蛇口をひねった。頭皮が爽快だ。
検眼も矯正視力で、両目とも1.5で変化なし。裸眼はさすがに、両目ともに手術直後の0.5から0.3に転落しているた。それでも、こうしてブログを書くときに見ているPC画面は、相変わらず鮮明だ。1、2時間続けて書いていても、それほど疲れが出なくなった。
というわけで、本日から本格的に原稿を書き始めることにする。「日経MJヒット塾」の連載、4月にコラムを二本。(上)と(下)の二回で、北関東の女性経営者シリーズ。本当は、「女帝シリーズ」「女傑シリーズ」(笑)。
今回の主役は、「ガトーフェスタハラダ」(群馬県高崎市)の原田節子専務と、「アクア」(埼玉県上尾市)の徳永奈美社長。徳永さんは、わたしの現役MBAの院生だ。
「徳永ママ」(わたしの呼び方)が企画創案した「100円パン」を世間にデビューさせる。5年前までは、秘密保持のために、わたしが「成功の秘密を書いてはいけない!」新しい業態だった。鎌倉ベーカリーなど、類似のチェーンが生まれたので、そろそろオリジナリティをPRする意味でも、マスメディアに出るタイミングだろう。
この二本の原稿と並行して、二か月前から依頼があった『新潮45』の東京ディズニーリゾートについての依頼原稿(「夢から醒めて(仮)」を予定している。締め切りは、3月いっぱい。今回は、定量データからTDRの経営的な危機を論じるのではなく、米日ビジネス文化の移転論として、米国経済文化が優位性が喪失しつつあることに光を当ててみたい。
したがって、「新潮45」の4月号では、単にディズニーだけでなく、米国を代表する「”BIG AMERICA” Brand」(元院生の堀井さんの命名)の凋落の象徴として、TDRを取り上げることになる。ブランド文化論の文脈でディズニーランドを取り上げる。
そして、三本の原稿を書き終えたら、短編小説の執筆にとりかかる。ネット(ブログ)で連作を発表していくのは、「東京下町石原一丁目 両国倶楽部」。どのプロットからはじめようか、ちと悩みが多い。どれも、興味深い話だからだ。