ヤオコー新座店で、昨日より、5日間の保証(枯れたら、全品お取替え)をつけて、切り花の全品目を販売する「鮮度保証販売」がはじまった。今後、年内に開店する予定の2店舗と、来年から、現在は部分的に鮮度保証販売がテスト導入されている4店舗(南古谷店、若葉ウォーク)などでも、全品目の鮮度保証販売を始める。
開店初日は、8000人の来店客で新店はにぎわった。花の売場は、約5坪。花もち試験室で、10日間の日持ちテストを通った「50品種」が品揃えされた。見た感じは、通常の花売場とほとんど変わらない。それどころか、ヤオコーのSVさんの指揮の下、カラーコントロールされた売場は、実に見事だった。黄色の花を左側にそろえていた。真ん中が寒色系、右側が赤系の色ぞろえである。
洋花のほうが仏花より、売り上げが大きい(7:3)。昨日、切り花の売上点数は567束だった。PI値(来店客数100人あたりの買い上げ点数)は、約7である。かなり高い数値である。ひと束198円、」3束498円の値付けになっている。この値段で、5日間の鮮度保証はお買い徳である。売場の店内パネルに、「5日間の保証」がうわれていた。フラワーフード(クリザール)の小袋が、買い上げてくださったかた全員に配られていた。
非常に好調な滑り出しである。バラ、キク、カーネーションのほかに、ガーベラ、カスミソウ、スターチス、オリエンタルリリー、ヒペリカムなど、ほとんどの品目(3~5品種)がそろっている。主要品目では、トルコキギョウだけが、日持ちテストを通過しなかったらしく、店頭には見当たらなかった。本日、午前中の2時間を店頭で観察していたが、商品は良く動いていた。10時開店、12時までで、すでに3万円を売上げていた。
日本農業新聞、商業界(食品商業、販売革新)、日経流通(MJ)の記者などに、昨日、取材におとずれていたそうだ。本日発売の「日本農業新聞」7面に、4段抜きで記事が掲載されていた。2年先を目途に、全店(100店舗+)で、全店全品の鮮度保証販売をヤオコー(花部門)は目指している。昨日は、そのスタートの日であった。