「2016東京マラソン」のゼッケンナンバーは、E70297(GATE6)

 週末に東京マラソンのナンバーカードが届いた。2016年のゼッケンは「E70297」。身の引き締まる思いとは裏腹に、走る気力が失せている。土曜日の多摩川ハーフも寒さで回避している。週末はほとんど走らないままに終わった。仕事のやりすぎと体調不良が原因だ。



 先月の走行距離も150KMをやや上回る程度。東京マラソンの前月(1月)は、通常年であれば、月間走行距離が180KM~240KMである。今年の練習距離は、ここ10年間では、下から数えたほうが早いくらいの少ない練習量である。
 前月がこの練習距離だと、これまでは4時間半が切れていない。2月に入ってからは、ほとんど調整レースになるからだ。12月には、 長い距離(30KM)をレースで走っていない。練習不足が不安の一因である。
 それなりの練習量を積み重ねていないと、フルマラソンが走り切れない。30KMに近づいたときに、残り10KMを完走するために、心理的な余裕が生まれないからだ。フィジカル(身体的)というよりは、気持ちの問題なのだ。

 本日は、早朝に5KMのジョグ。帰宅後に、夕方に5KMのランを予定している。昼からの大学院生のプロジェクト指導は、今日が最終になる。論文の提出まではあと二日。3人がそれぞれ1時間ずつ。12時からトータルで3時間の指導になる。

 そのあとで、「農水省の環境保全型農業プロジェクト」(プラットフォーム)を、法政大学にもってくるための算段をする。
 農水省(生産局)と法政大学(経営大学院と生命科学部)との橋渡しをするためのミーティングを、大学内で持つことになっている。大学が社会に対して貢献できるのは、民間企業とは異なり、利益追求型ではない中立的な立場にいられるからだ。市ヶ谷という場所に拠点を持つ法政大学は、その点で絶好のポジションにある。
 そんなわけで、「アグリフード・コンソーシアム」(@市ヶ谷)が実現する可能性が出てきた。わたし自身が、これまでに関わってきた花産業から、農業全般と食品産業に活動の軸足を移していく。日本の社会に対するわたしの最後のご奉公が始まる。気を引き締めて、この大仕事に取り組みたいと思う。
 
 経営大学院の学科長(1年間)とアグリフード・コンソーシアム(2年間)が終わったら、本格的に作家に転身するつもりだ。その準備は、3月の白内障の手術(3月9日と16日)が終わってからのスタートになる。