連載(北羽新報)

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(その35)「著者と編集者の心地よい関係」『北羽新報』(2019年6月22日号)

編集者との関係を書いたコラムです。来週、刊行される新本の編集担当者、日本実業出版社の角田さんとの編集作業上での交流を紹介しています。小説家や漫画作家も同様な関係を編集者との間にお持ちのようです。優れた作家さんの陰に良い編集者の存在。わたしも...
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(その34)「花屋、ロンドンに出店」『北羽新報』(2019年5月28日号)

ロンドンから、日本に送ったコラムです。青山フラワーマーケット(井上英明社長)が、日本人として初めてとしてロンドンに出店しました。現地の様子を、どこより早く秋田の人に知らせました。ちなみに、ロンドンっ子たちは、EUの離脱には冷めた感じです。議...
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(その33)「母を黄泉の国に送る:父母たちが生きた昭和が終わる」『北羽新報』(2019年4月25日号)

生まれ故郷の秋田県能代市の地元紙に連載を始めて3年近くになります。市民の方や東京に出て働いている方が、『北羽新報』を読んでくださっているようです。今回は、その紙面を借りて悲しい報告をすることになりました。4月1日に実母が事故でなくなりました...
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(その32)「11年連続で完走:東京マラソンを」『北羽新報』(2019年3月21日号)

東京マラソンを11年連続で完走できたことを、地元新聞で報告しました。今年は、歩かずに完走することが難しいかなと思っていました。気温が5~6度で冷たい雨の中、いままでにない孤独なレースでした。しかし、皆さんの応援に助けられ、無事に完走できまし...
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(その31)「ワイン談義:友人のMさんのことなど」『北羽新報』(2019年2月28日号)

今回はワインの話です。コラムに登場するMさん、Eさん、Sさんは、どなたでしょうか?全員、わたしの親しい友人たちです。しかもワイン狂いです。わたしも、遅まきながらワインの知識については、一歩だけ前進することができました。
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(その30)「ラン活の主役、工房系のランドセル」『北羽新報』(2019年1月29日号)

今回は、昨年秋に訪問した静岡の「池田屋」を取り上げてみました。約50年前に清水市で創業したカバン屋さんが、日本有数のランドセルメーカーに成長し、「ラン活」のブームを主導するようなった物語です。地方の小売店に夢を与えるお話でした。詳しいストー...
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(その29)「鉄ちゃん、鉄子さん:観光産業の振興策」『北羽新報』(2018年12月26日号)

鉄道マニアのわたしは、自宅のすぐ近くに踏切がありました。そこまで歩いて、飽かず蒸気機関車を眺めているのが好きでした。子供にも「鉄の血」が遺伝しました。常磐西線など蒸気機関車の貴婦人号に乗せているうち、次男の真継は鉄ちゃんになりました。いまは...
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(その28)「国産材へのこだわり:秋田杉の町で生まれて」『北羽新報』2018年11月24日号

野菜や魚肉が国産であることに、どれくらしこだわりますか?先月、葛飾区高砂に住まいを移転しましたが、新居は木造の三階建てにしました。「鉱物」ではなく「木材」を使用することに絶対条件でした。そして、新たに買いそろえたダイニングテーブルとイスは国...
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(その27)「農村の復権:カルビー松尾雅彦氏の功績」『北羽新報』(2018年10月25日号)

先日本から農村が消えようとしています。農家の後継者不足と地域の疲弊が原因です。もし日本の地方から小規模農業者がいなくなってしまえば、日本の原風景も静かに消えていきます。カルビーの二代目経営者だった松尾雅彦さんは、引退後のほぼすべての時間を日...
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(その26)「ふるさと納税の制度的欠陥」『北羽新報』(2018年9月25日号)

ふるさと納税の仕組みが見直されそうです。以前から指摘してきたように、減税の制度を利用して、自分が生まれた市町村の財政を支援するという本来の役割を果たしていません。とうとう政府も重い腰を上げたようです。今回は、地元紙でふるさと納税制度の基本的...