書評・映画評【新刊紹介】岩崎達也・高田朝子(2021)『本気で地域を変える:地域づくり3.0の発想とマネジメント』晃洋書房(★★★★) 法政大学イノベーションマネジメント研究科の同僚、米倉誠一郎教授が、本書のために帯を書いてくださっている。曰く、「地方創生を科学する!無駄金を使う前にこの本を読んで欲しい。たった9つの自己診断で明日が見える!」。さすがに米倉先生だ。本書の売り...2021.02.15書評・映画評
書評・映画評「水辺の思想、土地の記憶」【新刊紹介】陣内秀信(2020)『水都 東京:地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外』ちくま新書(★★★★★) 本書を読みながら、陣内教授を法政大学の総長に担ごうとした昔のことを思い出した。2005~06年ごろのことである。随分と分別のない政治的な首謀者だったと、いまとなっては大反省である。近著の執筆ぶりから、大学を離れても著者が意欲的な研究生活を継...2020.12.12書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】 田中宏隆ほか(2020)『フードテック革命:世界700兆円の新産業「食」の進化と再定義』日経BP(★★★★) 世界の食分野で進行している技術革新(フードテクノロジー=食品技術のイノベーション)を紹介した新刊。(株)レッグスの谷丈太朗さんからLINEメールで「これ、おもしろいです」と推薦された一冊。とくに前半部分は、米国のフードテック事情が詳しく紹介...2020.08.31書評・映画評
書評・映画評【書籍紹介】 おおやかずこ(1995)『おかず屋のおかず』柴田書店(★★★★★) ロック・フィールドの取材で、食文化研究家のおおやかずこさんをインタビューさせていただいた。そのとき、ご本人からいただいた一冊。江戸の食文化に関する書籍(昨日の書評)を読むきっかけを与えてくれた本。25年前に書かれた本だが、内容は全く色あせて...2020.08.23書評・映画評
書評・映画評【文献紹介】 大久保洋子(2012)『江戸の食空間: 屋台から日本料理へ』講談社学術文庫(★★★★) 江戸時代の町人や武士たちはどんな食生活をしていたのだろうか。そんなことが気になっていた。この後で紹介する、おおやかずこ著(1995)『おかず屋のおかず』(柴田書店)では、昭和になって登場した「惣菜文化」の本質が見事に描かれている。それでは、...2020.08.22書評・映画評
書評・映画評【書籍紹介】森岡毅(2019)『苦しかった時の話をしようか:ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』ダイヤモンド社(★★★★) 『リーダーたちの羅針盤』などの出版でお世話になった編集者の村上直子さん(生産性出版)と、先週会食をすることになった。村上さんは、葛飾区金町在住のご近所さんである。次に出す本の打ち合わせも兼ねて、高砂駅前の「寿司ダイニングすすむ」で待ち合わせ...2020.08.13書評・映画評
書評・映画評【書評】 中野香織(2020)『「イノベーターで」読む アパレル全史』日本実業出版社(★★★★★) 衣料品(アパレル)チェーンのビジネスには詳しいほうだと思うが、ファッションやモードの歴史については素人同然である。「全史」というタイトルに惹かれて読んでみた。『日本経済新聞』の書評欄で見つけた本だった。コロナで時間ができたので読んでみたら、...2020.07.17書評・映画評
書評・映画評【書評】 松井剛編(2019)『ジャパニーズハロウィンの謎:若者はなぜ渋谷だけで馬鹿騒ぎをするのか?』星海社親書(★★★★+★) 4月に学生の課題図書として、本書の感想文提出を義務付けていた。一橋大学の松井教授編の「日本のハロウィン現象」を扱った書籍である。申し訳ないことに、新型コロナのどさくさとわたし自身の新刊発売の忙しさにかまけて、25人への感想文へのコメント書き...2020.07.11書評・映画評
書評・映画評【書評】 橘川武郎(2019)『イノベーションの歴史』有斐閣(★★★★) 先々週、本書を『日本経済新聞』の書評欄で見つけた。なるべく早めに読もうと、直近在庫リストに入れておいた。学内外の行事やセミナー、講演などが中止になったので、昨夜から今朝にかけて読んでみた。先日亡くなったハーバード大学教授のクリステンセンの「...2020.03.07書評・映画評
書評・映画評【新刊紹介】 竹下大学(2019)『日本の品種はすごい:うまい植物をめぐる物語』中公新書(★★★★★) 著者の竹下さんと直接の面識はないが、元上司だった人物や友人に知り合いがたくさんいる。”竹下大学”といえば、花業界人との会話の中にしばしば登場する名前である。”大学”という名もめずらしい。しかし、国際的に著名な花の育種家が、食用植物の育種の歴...2020.02.23書評・映画評