【お知らせ】 農水省のHPに、「環境保全型農業センスアップ戦略研究会」での論点を整理したPDFファイルがアップされました。

 第1回から4回までの研究会における議論に基づき、論点整理を行っています。大事なファイルがふたつ、本日(5月11日)公開されました。①環境保全型農業センスアップ戦略研究会(仮称)の議論を受けて(PDF:231KB)、②環境保全型農業センスアップ戦略研究会(仮称)論点整理(PDF:198KB)です。http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/sense_up.html



 そもそも「環境保全型農業センスアップ戦略研究会~アグロエコロジーな社会をデザインする~」(仮称)は、昨年秋に、以下のことを目的に設置されました。農水省が音頭をとって、急な委員会の召集でした。将来の環境保全農業の政策に関する大事な委員会だったと思います。

 「環境保全型農業の推進により、自然循環機能の維持増進を通じて、文字通り環境保全に貢献することはもとより、農業の持続的な発展や多面的機能の発揮の促進、地域の活性化等を図っていくことが重要です。消費者ニーズの高まりや多様化に対応し、環境保全型農業の一層の推進を図るため、生産から流通・販売、消費にわたる多様な取組の総合的な展開に向けて検討を行う本研究会を開催いたしました」

 委員の名簿は、「環境保全型農業センスアップ戦略研究会」(仮称)委員名簿(PDF:118KB)で入手可能です。

 このまとめ文書は、いずれ「農水省による有機・自然農業政策」の将来指針となるものです。いくつかの重要な論点をカバーしていますので、関係者のかたはお読みになったほうがよいかと思います。
 わたしの意見は、かなり文書に反映させていただきました。①販売・流通加工に関する政策提言、②オーガニックの基準を客観的な数値で、しかしもっと「シンプルにしてほしい」というのがわたしの主張でした。
 詳しくは報告書をご覧ください。