強く生きるための3つの原則: 逃げない、弁解しない、後悔しない

 これってどうなのか?困難に直面したときに、参考にしてほしい考え方。心構え。わたしが仕事をするとき、心に誓っている3つの原則。ふつうは問題から逃げようとする。逃げたくなる。出来ないことに言い訳をしてしまう。言いたくなる。起こってしまった過去を振り返ってしまう。



 その逆が、問題に正面から向き合うこと。そして、真摯に問題の解決に努めることだ。
 そう、責任のすべては自分にある。だから、仲間を責めない。部下(学生)を怒らない。誰かに責任をなすりつけたりはない。
 最後に、いやだけれど、起こってしまったことについては、うじうじしない。たとえ結果が悪くとも、不平や不満は言わない。上手にいきすぎた場合でも、おごらない。それは、神様がたまたま、わたしたちに与えてくれた幸運だから。こんないいことはそう長くは続かないものだと、自戒すること。

 そうやっていれば、仲間にも仕事相手にも、部下にも信頼される。かなり状況がまずくなった場合でも、天はわたしたちを見てくれているものだ。そんなに不幸にさせてくれはしない。絶望することはない。苦難の道を歩いていたら、誰かがあなたに手を差しのべてくれるものだ。
 ただし、困難から逃げようとしたり、出来ないことに言い訳を考えたり、後ろを振り向くばかりで未来に挑戦できないでいると、まわりがついてきてくれない。一時は成功しても、そのあとで落ちていく経営者などを見ていると、この3つのどれかが欠けていることが多いように思う。
 責任転嫁と努力不足、仲間や部下に対する疑心暗鬼。人間は最後はひとり。孤独なのはみな同じなのだから、人に手を差しのべること。

 この3つの言葉を、いま隣りでしごとをしている秘書の福尾に話していた。「先生、ブログにお書きになったら」と言われたので、書いてしまいました。さて、午後も仕事が山のように。文句は言わない。「お引き受けになったのはご自分でしょ。わんすけ先生」
  でも、実際は、「わたし、いつも大変なんです」