町中に、オーガニック含有商品が溢れている。「有機(JAS)認証」を取得していないが、パッケージでは「有機」(オーガニック)をうたった商品群のことだ。たとえば「有機栽培の××を含んでいる」とか「有機97.5%」などの表示がしてある食品や化粧品などである。
いま、アシスタントにスーパーや雑貨店で、「有機表示」のある食品やトイレタリーグッズを収集してもらっている。先週一週間で、約2万円の商品を集めてもらい、データベースを作成してもらっている。来週開催される「環境保全型農業の有識者会議」@農水省に、このデータベースと写真、一般的な傾向を報告しようと思っている。
題して、日本初の「有機もどき商品」のサーベイリサーチ。このブログでは、今週末に詳細なレポートを発表したいと思っている。加工食品に関していえば、日本の有力な食品飲料メーカー(たとえば、カゴメ)が、「優良誤認」になりそうな表示を平気で行っている。その「擬似有機的な表示」の仕方がなかなかおもしろいのだ。
読者の皆さんも、たとえば、スーパーの食品売り場で、体によさそうな飲料や調味料の棚を見ていただきたい。おもしろい表示をたくさん発見することができるだろう。ソースやしょうゆ、トマトジュースなどが典型だ。また、化粧品やシャンプーの類は、擬似有機表示(「なんちゃって有機」)の宝庫だ。
サーベイの結果(「有機もどき調査レポート」)をお楽しみに!