肝臓へのお休みは、本日で7日目になりました。マラソンのレースでいえば、ゴールが見えて最終5KM地点に差し掛かったところです。おかげさまで断酒は挫折することなく続けることができました。結婚して40年ですが、アルコール摂取6連休は記憶にありません。ランサッブ800がわたしの体に合っているようです。
5日前の木曜日(5月10日)は、大学院のゼミが9時半に終わりってから、同僚の平石先生と院生の長谷川くんと食事をしました。いつもゼミ後に行く蕎麦屋さんの「福福茶寮」がカンバンになっていりたので、靖国通り沿いに出て山口料理の「福の花」に入ることにしました。
福の花の入り口で、「小川先生は、ノンアルコールがないと断酒がむずかしかったかもしれませんね」と平石さんに指摘されました。たしかに、その通りです。今回の禁酒がアルコールの誘惑に負けずに続いているのは、サントリーさんのおかげだと思っています。
最初にノンアルコールのビールを世の中にデビューさせたのは、たしかキリンビールだったように思います。しかし、個人的には、味がイマイチだったような気がします。そのため、発売後はしばらくは、どうしても運転をしなければならない場合を除いてて、ノンアルコールのビールに手を出すことがありませんでした。
ところが、サントリーのオールフリーが発売になり状況が一変しました。われわれ「呑み助」の舌と味に合格した商品だったからです。オールフリーの発売のおかげで、いまも断酒ができているようなものです。そして、世の中にノンアルコールのビールが存在していなければ、今回のピロリ菌対策(禁酒)は非常につらいものになったにちがいありません。
さて、ウエルシア沼南台店で処方していただいたランサッブ800は、残すところ3セットとなりました。今夜の峠(夕食)を越えれば、無事にピロリ菌駆除の処置は終わります。明日の朝食後、最後の胃壁への投入になります。24時間、これで断酒の儀式は完了です。
すぐにアルコールを飲みはじめていいものなのか。ほんとうは確信がもてません。治療が終わったとはいえ、胃と肝臓のためにはもうすこし、アルコールを抜き続けるべきなのかもしれません。とはいえ、千葉のがわが医療チーム(白井聖仁会病院の医者、看護師、ウエルシアの薬剤師)からは断酒の指示は出ていませんでした。
そんなわけで、明日の夜は、美味しいお酒にありつけるよう算段しています。長い7日間でした。なお、ブログのはじめに、「ランサップ800が体に合っているようです」と書きましたが、これは訂正しておきます。
最終コーナーにかかって食欲が落ちてきました。また、この二日間はうまく寝付けなくて、不眠の状態が続いています。抗生物質のせいかもしれません。とはいえ、明日の夜が楽しみです。