増刷に向けて、『CSは女子力で決まる!』の誤植訂正を行います!

 その後も数十か所の誤植を発見してしまった。昨日も、本書のアマゾンの順位が5千番台に上昇していた。発売から三週間で、書評や広告は止まっているが、書店ではそこそこ売れているらしい。そこで、この先の増刷を予想して、大量に発生している誤植を退治することにした。



 明日の午前中に、編集者の村上直子さんを交えて、福尾とわたしが完全訂正に向けて、作業をすることにした。この際、内容に関わる数か所も訂正することにした。それでも、完璧に治らないのが、原稿の校正作業である。
 読者のみなさんで、「ここは気が付かないだろうな」と思われる個所があれば、お知らせください。著書のサイン入りで、現行のものとお取替えさせていただきます。

 むかし、コンピュータ・プログラムを自分で書いていた時に、パンチミス(懐かしい言葉だ!)でプログラムが作動しないことがあった。ラインプリンターに、コンピュータが「診断」(作動しない理由)をプリントアウトしてくれる。
 再度、プログラムを修正して、カードを打ち直しするのだが、その作業を”バグとり”(虫を除去する)と呼んだものだった。あのころを思い出させる。

 さて、今日も、午前中はパネル(インテージ社)の打ち合わせがある。午後は、月末に行われるふたつの講演(どちらもなぜか日経がらみ)の準備作業に費やされる。
 創造的な仕事(印税生活に向けての作家作業)と温泉が恋しい。とはいえ、19日からは、オーストラリアのシドニーだ、春以来のフルマラソンを走る。そこまで数日間、しばらくは我慢の日々だ。

 なお、CS女子力本については、献本先から続々とお礼状が返ってきている。むかしの仲間たちは、「女子力」というタイトルに圧倒されているようだ。つまり、「小川君(貴殿)のこれまでの仕事の傾向からは、おもいもかけないタイトルだね」。
 これは、ほめ言葉だろう。タイトルは、狙い通りにヒットして伝わっている。