京の町屋(東山区大黒町)を、本当に買おうかな、と

 来週末に、関西学院大学で学会がある。帰りに例の町屋を見せてもらおうと思っていた。そんなところに、林まやさんからメールがあった。オーナーさんの意向(売却条件)をたずねてくれた。いずれにせよ、まやさんが管理している二軒の町屋は、賃貸されたのちに売りに出されることになった。



 あとは、わたしが京都に住んでいる娘のために、どちらかの物件を買う気持ちになるかどうかだろう。
 表家と裏家の二軒が売りに出ることになるのだが、新しくフランス人がデザインした裏家(町屋)よりも、むしろ表家(現存)のほうが、わたしたちが住むにはおもしろそうだ。
 実際に現地に行って見てみないと何とも言えないが、管理人のまやさんによると、「中に入れば坪庭があったり、サンルーフのある吹き抜けがあったり、二階にべランダみたいなもの、通路の上の部屋(これはしまっていましたが)があったりと広くて面白い家でした」。林さんご本人は、こちらがお気に入りの様子だった。わたしに、メールではさかんにおすすめしていた。

 二軒の町屋がある「大黒町通り」という場所は、商業用地(73平米)でもあるらしい。
 私自身がそもそも、京都の町には土地勘がまったくない。いまはその場所が京都駅からそれほど離れていなくて、祇園の近くという情報しかない。
 まやさんによると、現在は二階建てらしいが、5階までのビルも建てられる土地らしい。2月までは賃貸契約中なので、この土地の売り出しは3月からになるとのこと。まじめに購入を検討してみようかな。
 わたしの管理下にはない物件なので、具体的な場所は秘匿する。
 
<表家> 土地:73.05平米、建物:上が41.98平米、下が44.62平米
<裏の町家> 土地:53.42平米、建物:上が24.79平米、下が26.11平米