【サービスの評価(Q3)】 「(逆)がっかり指数」=サービスを利用して”外れがない”企業・ブランドは?

 日本版顧客満足度調査では、CDI(「顧客感動指数」)と「顧客失望指数」(CDI:Customer Disappointment Index)を同時に調査している。失望指数が最悪(最大)の企業名はさすがに公表しずらい。そこで、今回はサービスを利用して「外れが少ない企業」(CDIの値が小さな企業)を当ててもらうことにする。



 調査対象は、2013年度のJCSI対象企業384社である。CDI(失望指数=「がっかり度」)を算出するために用いられる質問項目は、①がっかりした、②いらいらした、③苦痛に感じた、④つまらない、⑤腹立たしいの5つである。それぞれについて「10段階」で答えてもらい、JCSIの基本6指標と同様に、100点満点にして基準化する。

 わたしはいま、サービス産業全体と業界ごと「がっかり指数」を眺めている。手元にある「CDIの業界別ランキング表」は、SPRING(サービス産業生産性協議会)の高橋さんが計算してくれたものである。このランキングは、なかなか興味深いものである。サービス業の全体と業種別の結果を、数日後に公表する。