わたしの個人ブログへは毎日、2000~3000のアクセスがある。毎朝アップする記事へは200件程度である。その他は、過去ログに対する検索アクセスである。膨大な量なのだが、実は大事なことが最近分かってきた。過去ログへのアクセス(分布)を分析すると、社会情勢が見えてくるのだ。
本日のデータアクセスを見ると、わたしの過去ログへのアクセスで、つぎの記事に関連する複数の記事(上海キリンなど)へのアクセスが頻度が高い。あきらかに、何かが起こっている。旧キリンアグリバイオ(現、オランダのファンド会社が所有)の周辺で、水面下であることが起こっている。
たぶん、当たっているだろう。誰が買収に参加しているのだろう? それは、いつ起こることなのだろう?
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メニュー:Day Watch | 2010.02.19 Friday
キリンホールディングス、子会社のアグリ事業部門をオランダのファンド会社に売却
昨日の昼過ぎに、松島さん(JFMA専務理事、元キリンビール)から電話をいただいた。ショッキングな事件は、今朝の新聞でも明らかになっているように、麒麟麦酒による花事業子会社(KF&G)のオランダファンド会社への売却である。日本の花産業にとっては、多大なる損失である。
先々週、サントリーとキリンの話しが破談になったときに、わたしは周囲の人に笑って言ったものである。
「これで、花部門だけが、キリンF&Gとサントリーフラワーズが合併したらおもしろいよね。親が離婚したのに、子供が結婚」。
そんな事態は起こりようがなくなった。種子や苗の開発には、実に長い時間を要する。10年は当たり前、通常は15年から20年を要する。新品種の開発に時間が足りなかったキリンは、25年前、榎本専務の時代に、次々に欧州の種苗会社を買収した。
オランダ(菊:フィデス)、スペイン(カーネーション;バルブレブラン)、英国(菊:SGP)、フランス(ジャガイモ:ジャビコバ社)などである。北欧の輸入会社までに手を出したこともある。国内では、フラワーゲート(花門)や第一園芸(苗部門)を買収している。米国ではツワイフォードなど、100を超える海外子会社を買収した。
(後略)
「これで、花部門だけが、キリンF&Gとサントリーフラワーズが合併したらおもしろいよね。親が離婚したのに、子供が結婚」。
そんな事態は起こりようがなくなった。種子や苗の開発には、実に長い時間を要する。10年は当たり前、通常は15年から20年を要する。新品種の開発に時間が足りなかったキリンは、25年前、榎本専務の時代に、次々に欧州の種苗会社を買収した。
オランダ(菊:フィデス)、スペイン(カーネーション;バルブレブラン)、英国(菊:SGP)、フランス(ジャガイモ:ジャビコバ社)などである。北欧の輸入会社までに手を出したこともある。国内では、フラワーゲート(花門)や第一園芸(苗部門)を買収している。米国ではツワイフォードなど、100を超える海外子会社を買収した。
(後略)