2013年度フィールドワーク最終発表会、優勝チームは「シーラック班」

 一昨日(2月4日)午後3時から、2013年度のフィールドワーク最終発表会が開かれた。今年の提携企業は、「ビレロイ・アンド・ボッホ テーブルウェアジャパン(株)」「(株)ヤオコー」「シーラック(株)」「(株)カインズ」の4社だった。



 優勝した「シーラック班」は、新製品(バリ勝男くん「わさびマヨ味」)を開発して発売にまで持っていった。昨年12月20日発売から1月末までで、4月まで予定していた数量の約半分の1万7千個を売りこんでいる。
 東京駅のKITTE、浜名湖SA、秋葉原ちゃばら、法政大学の生協でも、新製品発売のキャンペーンに成功している。なんといっても、販売実績が評価された結果であろう。毎月一回、静岡から車で開発部隊が、市ヶ谷まで上京してくださった。シーラックの社員さんチームのみなさんの協力も半端でなかった。
 実は、シーラック班には隠れた支援があった。シーラック社の「バリ勝男くん」のオリジナルコンセプトと販促企画を作ったる「販促研」の杉山社長の存在である。また、「静岡新おみやげフェア」(@KITTE)でのキャンペーンで、静岡のおみやげやさんを組織してくれたのは、共同経営者で法政大学大学院生の溝口さんの功績である。複数の勝因がシーラック班にはあった。

 しかし、その他の3班も出来栄えが悪かったわけではない。例年に比べて、調査の仕方やプレゼンが格段にうまくなっている。とくに、プレゼンテーションだけでいえば、「ビレロイ&ボッホ班」が一番上手だったのではないだろうか?また、二位になった「カインズ班」は、収納できるカバー枕を発想したところが評価されていた。
 なお、昨年は優勝して今年もフィールドワークが継続になった「ヤオコー班」は、同社の「感動と笑顔の祭典」に特別出演することが決まった。2月20日(木)の午後12時~、ヤオコーの役員・店長・パートナーさんたち約300人の前で、この二年間の「花売り場」での取り組みを紹介する。

 ヤオコーの「感動と笑顔の祭典」(@南古谷研修センター)で、学生とはいえ、外の人間が発表する機会を得るのはめずらしいらしい。たぶんはじめてのことだろう。
 約20分のプレゼンで学生達が緊張しないとよろしいのだが。「すだちプロモーション」(院生の花畑裕香さんのとき)でもお世話になった、狭山店の須藤店長さん。学生たちをよろしくお願いします。わたしも立ち会います。