武蔵野線の電車の車窓から外を見ている。昨夜降った雪が屋根に積もって、家々がうっすらと雪化粧をしている。わたしは雪国の秋田に生まれ。だから、滑って転んでつららを手裏剣に遊んだ50年前に気持ちが戻っていく。思えば、遠くに来たものだ。
前橋にある相模屋食料のとうふ工場の視察のため、南浦和経由で大宮から新幹線に乗る。秋から始まった『日経MJヒット塾』のしごとで、前橋駅に10時半に集合する。30人の塾生が半日のプログラムで研修する。
本日も、鳥越社長にお世話になる。今日はとうふ工場見学をかねている。長靴で半日を過ごす。足のサイズを聞かれた。25センチだ。間抜けの小足。
相模屋食料の鳥越淳司社長は、そのむかしは雪印乳業の営業マン。フレッセイの植木社長会長ファミリーに可愛がられたらしい。愛されキャラでいい人だ。
やや早すぎる出になった。どこかで時間を調整しなければならない。
昨日は、JFMAの新春セミナーで、鳥越社長に市ケ谷の法政大学にいらしていただいた。聴衆は約100人。花の団体が異業種の豆腐やの社長さんに、成長戦略を語っていただいた。鳥越さんはまだ40歳の3代目経営者。なにせ6年で4倍に売上を伸ばした立役者である。みなさん、たくさんのヒントと勇気をいただいた。わたしもあるアイデアがひらめいた。
後半のパネルディスカッションについては、内容は別として、「パネラーの顔ぶれがめちゃ贅沢!」と参加者から言われた。
だって、鳥越社長に加えて、オイシックス高島宏平社長、リンクフローリスト河野恵美社長、青山フラワーマーケット井上英明社長。モデレーターは、法政大学の小川教授だ。年齢は別にして、名だたる美男美女揃いではないか。(笑)
夕方からの懇親会も盛況だった。満足の一日だった。
@南浦和駅。京浜東北線に乗り換える。