「法政大生と業者が駅弁の試作品づくり 共同開発、10月から販売」山形新聞9月6日付朝刊

 9月6日付山形新聞朝刊に経営学部小川ゼミナールの記事が掲載されました!


法政大(東京都)の学生と米沢市の松川弁当店(林真人社長)が、共同で駅弁の新メニューづくりに取り組み5日、市内の同社工場で学生も参加して試作品づくりが行われた。

 新メニュー開発プロジェクトは小川孔輔同大教授のゼミナールが、7年前から企業とタイアップした企画提案や商品開発に取り組んでいる講義の一環。今回は経営学部生6人が5月から活動をスタートし、先月24日には都内で銀座や丸の内の社会人ら300人に、新たな弁当開発に生かすアンケートを行った。回答は色合いの鮮やかさやヘルシーさを求める声が多く、データを基に新商品コンセプトを「彩色健美(さいしょくけんび)」と決めた。

 試作メニューは、アンケートで1番人気だった芋煮の汁で炊き込んだ芋煮ご飯をメーンにした弁当と、つや姫の上にみそだれで味付けた米沢牛とパプリカをのせた弁当など。4年の長田愛生(おさだ・いお)さん(24)は「山形の良さと松川弁当店のおいしさを知ってもらえるきっかけにしたい」と話し、林社長は「若い人たちのアイデアで今までの固定観念にとらわれない商品が生まれるといい」と期待感をにじませた。

 今後も学生たちは同社関係者とともに試行錯誤を続け、パッケージデザインや商品名も検討していくという。新商品は10~11月の期間限定で、東京、上野、大宮、米沢のJR各駅で販売を予定している。