不吉な黒い靴下@長崎から

 学会で長崎にいる。グラバー邸近くのANAクラウンプラザグラバー長崎。朝6時に起きて、坂道の多い石畳の小道を走ってきた。大浦天主堂から出島港まで35分。雨上がりのジョグで良い汗をかいた。


日本マーケティングサイエンス学会@長崎大学。研究大会での発表は、午前中で切り上げて、午後一番の飛行機で東京に戻ることになった。従兄弟の珍田彰が一昨日、亡くなったからだ。享年70歳。癌を患っていた。

 妹からメールがあり、お通夜が今晩7時から神奈川県の町田である。家族葬だが、生まれ故郷の秋田からは兄夫婦がやって来る。男兄弟4人のうち、3人は首都圏に住んでいる。

 わたしたち4人兄弟も彰さんには世話になった。全員が町田に来るらしい。従兄弟がなくならないと集まれない兄弟になっている。苦笑。

 それにしても、旅行かばんに黒い靴下を入れていたのは、不吉な予兆だった。それも二本。ふだん黒色の靴下を持ち運ぶことなどない。記憶にないことた。

 彰さんの体調の不具合は道子から知らされてはいたが、まさか2日あとになくなるとは。黙祷。