いまから麹町経由(JFMA事務所)で、門前仲町の日本料理店「しか野」に出向く。麹町では、13時から、フラワーバレンタインWTの会議が行われているはずだ。小川典子リーダー以下、若手のメンバーが最後の詰めに入っている。15時にはJFMAの仕事納め。
昨夜は、終電ひとつ前の電車になった。銀座の秋田料理店「銀座佐藤養助」(稲庭うどんの老舗)で、きりたんぽ鍋を食べた。稲庭うどんの老舗がはじめた秋田料理のチェーン店らしい。秋田各地と日比谷などに店がある。ほぼ満席だった。
お土産に稲庭うどんを持ち帰った。いささか高清水を飲みすぎたが、鍋料理には熱燗である。親父が好んで飲んでいた銘柄である。高清水を飲むとき、「二級酒のほうがうまい!」が親父の口癖だった。
いまは「一級酒」「二級酒」という区分がなくなっている。庶民から税金をむしるとるための酒別だったとも考えられる。
父は呑兵衛だったから、もしかして、ほんとうに二級酒のほうがおいしかったにちがいない。吟醸酒などではない、普通酒(アルコールを加えた清酒)のことだったのだろうか。
親父が言うのが正しいのだとすると、大吟醸を作るために、わざわざ60%分もの山田錦の表面を削ってしまうのはばかげた行為となる。
だから、川村君の新日本酒プロジェクトでも、米の削り割合にこだわることはないのかもしれない。
さて、寒空の中を出かけるとする。地下鉄で、麹町から門前仲町に回るが、帰りは何時になることやら。これが、今年の最後の忘年会である。
中川組長以下、千田、石川、土屋、小川。いつものメンバーで、夜明けまで飲むことになるのだろうか。タクシー代を銀行で事前に下してきた。よいしょ。