2020年の東京オリンピック開催を、東京都と国がIOCに強力に売り込んでいる。日本の花業界も、別の形で東京都に協力ができる。2020年に東京で花博を誘致してはどうだろうか?大阪花博から30年。社会的なインパクトは相当なものである。
このアイデア(2020年に東京に花博を!)が実現すれば、 東京オリンピックと花博が東京都で同時開催になる。開催会場となる昭和記念公園(守重副会長の着想)は、天皇家の御陵である。
わたしはマラソンのレース(10Kとハーフ)を走ったり、何度かぶらぶら散歩をしたことがある。大きな公園だが、静かで雰囲気も良い。そういえば、箱根駅伝の予選会が開催される場所である。
産業的な波及効果も小さくない。安倍首相が第一期目から提唱している、海外からの観光客誘致「VISIT JAPAN」プログラムとも連動させることができる。農産物(花き類)の輸出や東北花き産業の振興(復興支援)や、アジアへの産業文化移転(日本の花き類と日本の花店の移出)など、アイデアは尽きない。
わたしたち日本人は、国際貿易的にマイナーな存在になりかけている。日本という国も、どこか海外から見ると閉じられたイメージを持たれている。2020年、東京オリンピックと花博の同時開催は、そのイメージを払しょくするよい機会でもある。
本日、わたしと松島専務(JFMA)が、別件で農水省を訪問する。本来の目的は別にあるのだが、この話を綿谷室長(花き産業振興室長)に話してくるつもりである。農水省としても、省益を拡大できるイベント企画になるだろう。
わたしの場合は、しばしば突拍子もないアイデアを出すことがある。しかし、最近の妄想の中で、2020年の東京花博はもっとも実現しそうなアイデアだと思っている。
花業界のみなさん以外にも、ロビー活動にご支援をお願いしたい。