「小川ゼミ春合宿のしおり2013」が、ゼミ係の板倉さんから送られてきた。去年の春合宿と同じ場所になった。山梨県の北杜市になる「Club Verde クラブヴェルデ」(北杜市須玉町)である。学生たちは、高速バスで宿まで行く。新宿に9時に集合して高速バスで現地に移動する。
わたしは、自分の車で行くのだが、中央道の須玉インターで降りるらしい。しおりには、11:34下車予定とあった。いつも思うことがある。春合宿で新ゼミ生とはじめて一緒の時間を持つのだが、なかなか名前が覚えられない。
それとは逆に、不思議なのだが、最初の春合宿で目立つ子がかならず、ひとりかふたりはいることだ。その学生は、卒業まで印象に残ったままで卒業していく。一昨日、法政大学を卒業していったゼミ生の中に、そんな卒業生が数人いた。
合宿係から送られてくる「合宿のしおり」は、いつもふと笑ってしまうことが書かれている。以下の注意書きなどが、そのひとつである。昔から変わっていない、最後のフレーズがある。
「合宿のしおり」には、日時や集合場所、初日から最終日までの、勉強や遊びのスケジュールが書いてある。その最後には、毎年、必ずつぎの注意事項で終わっている。
【持ち物】(念のため、アメニティグッズはご用意ください)
合宿費¥35,000、勉強用具(人数分のレジュメの印刷を忘れずに!)、合宿のしおり、外履き、野球道具、防寒着、宿泊用具(タオル・歯ブラシ・衛生用品・着替え)
そろそろ、出かける時間が来ている。学生たちは、新宿に集まっている時間だ。遅刻してくる学生はいないだろうか?わたしは若い頃、遅刻の常習者だった。学生のことを叱れない立場に、本当はあるのだ。