11年間でこんなにも遅くなってしまったのか! 谷川真理ハーフの02年と08年と13年

 一か月ぶりで、ハーフマラソンを走った。体調を崩していたのと、仕事が立て込んでの空白期間である。谷川真理ハーフは、JR赤羽駅から歩いて15分のところにある荒川河川敷で行われる。参加者が増えて、コースが走りにくくなった。


 
 おそらくは、ランナーは2万人を超えているものとみられる。
 5年前にすでに、河川敷を走る方法をA(上流へ)・B(下流へ)の2コースに分けていた。いまやこれに、10時スタート(青のゼッケン)、10時15分スタート(白のゼッケン)、10時半スタート(黄色のゼッケン)の時差スタート(ウエーブスタート)になる。
 これでは単なる「記録会」である。このレースに、わたしは二度と出ることがないだろう。同じ時刻、同じ方向に一緒に仲間のランナーと走っていることが、マラソンの醍醐味である。ハーフのタイムを知るだけならば、一人でストップウォッチで計測しているのと変わらない。
 採算の問題はあるにせよ、このままでは、主催者の谷川真理さんのランナーとしてのブランドを毀損してしまいかねない。抽選にすべきである。ブランドを守るのと、なによりも、心地よく走る大会にすべきだからである。

 ところで、レース結果なのだが、手元の時計で1時間49分11秒だった。むかしの記録を検索してみた。当時ゼミ長だった川原君(現在、小中学校の先生)と走った記憶がある。98年からの記録が残っているので、エクセルで「谷川真理」をチェックしてみると、これまで3回大会に出ていることがわかった。
 02年、1時間40分56秒。06年、1時間46分39秒。08年、1時間42分23秒である。今回(13年)は、1時間49分11秒である。11年間で約8分、5年間で約6分、走るのが遅くなっている。
 今回は大混雑で、スタートから4KMは、キロ5分半でしか走れなかった。これを差し引いても(47分台)、5年間で5分は遅くなっている。谷川真理のハーフは、人ごみが走りにくいことを除けば、コースそのものは比較的フラットで走りやすい。そろそろ年齢的には限界に来たのかもしれない。
 ぽかぽか陽気でコンディションが良かっただけに、ややさみしい気持ちでの帰宅となった。

 なお、本日は、牛久シティマラソン(10K)を回避することにした。この冷たい雨である。風邪を引いてはどうしようもない。自重である。このごろ自重が多くなった。
 この連休は、3日間で連続エントリーをしていた。そのうちの二つ(市原高滝湖ハーフ、牛久10K)をスキップした。足りない分は、午後にスポーツクラブで走ることにする。
 東京マラソンと京都マラソンの同時完走に向けて、ランナーとしての努力は続く。