研究室のPCとラップトップが同時に破壊されて → 「空き巣」老人世帯の家事参加率

 本日は、研究室にある二台のPCが同時に壊れてしまった。そのため、午後の仕事はすべて停止になった。セキュリティソフトが動かなくなった二台ともが、「情報センター」に入院することになった。焦っても仕方がない。早めに自宅に戻って、締切りがすぎた書評を書いている。



 いまのところ、原因は不明である。ネットワークのハブ(室内LANケーブル)が破壊されたのか、そもそもセキュリティソフト(シマンテック・ノートン)の問題なのか。意を決して帰宅してみた。走ることも考えたが、いま外は小雨模様。外気温は、一昨日からさらに落ちている。
 東京と千葉では、気温で3~4度の差がある。先週から、毎朝通る通勤経路で霜が降りている。ときどき、霜柱を踏みつけて寒さを確認してみている。霜の到来が、昨年よりも早い気がする。そして、柱が早々に伸びている。

 そういえば、池の白鳥は6羽から増えているのだろうか? 今年は、毎朝、白鳥の仲間たちが数を増やしていくのを確認していない。わたしの生活の毎日が、白鳥どころではなくなっているからだろう。
 時間に追われているつもりはないが、学部と院生の研究テーマをフォローしてあげているうちに、今年は一冊も本を書かずに終わっている。来年こそは、今年を埋め合わせるために3冊の出版を。
 3月に、7年ぶりにお花関係で単著を用意している。小川浩孝さんとの翻訳(チャネル・スチュワードシップ)は、原稿はできあがっているはずなのだが、いまは小川さんが文章を書き直している。

 本日は、これにて、PCでの作業は終わりである。
 いままで携帯メールがいくつか入ってきている。いくつかに返信して、アルコールを摂取することにしよう。外は寒いので、焼酎(百年の孤独)になりそうだ。このところ「独身生活」が続いている。しばしば料理は自作になる(冷蔵庫などの「在庫処分」を含む)。
 とうわけで、今夜はすべて、残り物のリメーク料理になりそうだ。カキフライ、コロッケ、春巻き、すき煮(これは3日目!)。野菜ものが、ちと足りない気がする。冷蔵庫には、半分キャベツが残っているはずだ。フライに添えるため、半分を千切りにすることにしよう。
 お料理男子にとって、キャベツの千切りはむかしほどハードルが高くない。いまは、スライサーという便利な道具があるからだ。不器用なわたしでも、簡単に使いこなせる。
 料理男子が増えているのは、なんとなくわかる気がする。東日本大震災以来、学生時代の習慣が戻ってきている。台所に立って包丁を握ったり、お皿を洗うのが苦ではなくなっている。

 「日本マーケティングサイエンス学会」(@電通・汐留)で、どなたかが家庭での料理(「食マップ」を使った研究!)が減少傾向にあると発表していた。個人的には、カレーでもシチューでも、素材から作ることが増えている。
 わたしのような60歳以上の男性がいる「空の巣」になった老人世帯では、この傾向は見られないのだろうか? 男子の「台所参加率」という統計があるとすれば、わが家は急成長のパネル世帯である。
 思い起こしてみれば、30代~40代はほとんど家事に参加していなかった。いまはどうかといえば、週3回の「ゴミ出し」の種類(普通ごみと資源ごみ)を区別できる。率先して、ごみ出しに貢献している。
 近所のおばさんたちと、しばしば挨拶を交わすが、そうか!そういえば、お迎えやお隣りの旦那たちをついぞ見かけたことがない。これって、自分だけが例外なのだろうか?