謙虚さを忘れずに! 細川あつしさんから教えていただいた名言ずから(孔子の教え)

 友人の細川あつしさんから、年に数回、偉人の教えが送られてくる。題して、「名言ず」(”ず”は、複数の意味?ですよね)。本日は、わたしの名前とも関連がある「孔子」の教えからである。大言壮語が多いわたしなどに対する、戒めの言葉でもある。人間、もっと謙虚に、と。

 タイトル: 「孔子と曾晳」(2012年1月19日)
  
 細川あつしです。
 2012年があなたにとって昇り龍のように飛躍と昇華をもたらし、湖にたたずむ龍のように安寧と平和をもたらす年になりますよう、お祈り申し上げます。

 今年の初名言ずをお送りします。 
 「沂(き)に浴し、舞?(ぶう)に風(ふう)して、詠じて帰らん。」(論語)

 孔子が弟子たちに「お前たちがやりたいことを言ってごらん」といったときに、他の弟子が「自分は大臣になる」「大きな国の政治を司る」と述べる中、曾晳(そうせき)は「ちょっと恥ずかしいのですが、春になったら晴着をつくって、召使いを連れて沂という温泉に入って、舞?という景色のいいところに行って、そして歌でも歌って帰りたいものです」と答えました。すると、孔子はそれを咎めるわけでもなく、「私も本当はそれがいいんだ」と言ったそうです。

 あなたはこのお話、どう受け止めますか?

 よい一日をお過ごしください。