夢の島、死の行進: 熱中症でふたりが救急車で病院に運び込まれる@夢の島陸上競技場(気温34度)

 夢の島ベジタブルマラソン10KMの部。わたしは、なんと59分17秒(ネットタイム)。信じられないタイム。男子40歳代323位(643人中)。二周目は、めずらしく歩いてしまった。気持ちが悪くなって無理をしないことにした。10時で、気温34度。あまりにも暑くて、これでも走るのか!と思う。



 真冬に青梅マラソンが雪で中止になったことがあるが、真夏のマラソンでも、30度を越したら、レースを中止させるべきではないかと思う。あるいは、ファンランに切り替えるとかの工夫がほしい。
 もともとが、7月16日に都内でレースを設定するのがまちがっている。そういうエントリーするわたしたちもわたしたちなのだが、、、

 予想されていたことだ。午前11時スタートの男子40歳代10KMレースでは、二人の男性が救急車で病院に担ぎ込まれた。ひとりは意識不明で、酸素マスクをしていた。
 5KMの周回コース、二周目の8KM地点でもうひとりが倒れていた。わたしよりももっと後方を走っていた。わたしがゴールしてから、救急で担架が運び込まれてきた。
 倒れていたのは、ふたりとも比較的若いひとだった。わたしたちのように、長くマラソンを走っていると、こんな暑い日には無理をしない。適当にスピートを落としたり、給水所でゆっくり休んで、充分に水分を補給するものだ。自重、自重と。
 しかし、最近になってブームで走り始めた若者は、そうした過酷さがわかっていない。結果が、この惨事である。

 そう言いながら、自分はなんだろう。この年で無茶苦茶をしようとしている。性懲りもなくである。
 今週は、金曜日(26日)に、「夢の島ナイトラン(8KM)。土曜日(21日)に、福井県まで新幹線で行って、日曜日(22日)に、南今庄駅からの「木の芽峠トレイルラン」(28KM)。
 一週間で、性格の違う3本のレースにエントリーしている。とくに、木の芽峠のトレイルランは、懐中電灯を持参のこと、と書いてあった。廃線になった旧北陸線の9つのトンネルを抜けて走るらしい。事前にまだ連絡が来ていないのでなんとも言えないが、これはこれで凄そうなレースになりそうだ。

 走り終わったら、彦根(滋賀県)で坂崎(潮)さんと完走を祝う。翌日は、セントラルローズ(岐阜県)の大西社長と下呂温泉へ。家族同士のお付き合いだ。
 なんのために走るのかって? もちろん、友人たちとの楽しい時間、温泉と美味しい料理である。走るのは、そのための手段なのです。