周囲からの指摘で目が覚める、つまりは、悪しき習慣や間違った発想に気づかされることがときどきある。わたしは、しばしば猿以下の反省人間になる。
「先生のさまざまな身体的な障害は、サプリメントとくにビタミンBの摂取量が過多のせいかもしれないですよ~」と親しい女性から指摘された。本人も「サプリメント大女王」である。
いい加減なわたしとは違って、彼女は一個一個の錠剤の内容をきちんと把握している。摂取量を正確に計算していて、重複して害になりそうなビタミン類などは、極力摂らないように努めている。さすが、偉い!
6月のHPで告白したように、わたしは、いまでは10種類以上のサプリメント(錠剤、粉末、ドリンク)を併せて飲んでいる。彼女の指摘を子細に検討してみると、複数の錠剤に混じっている<ビタミンB系>の摂取量がかなり過剰になっていることに判明した。それならば・・・当面の対策である。
本日をもって、「サプリメント大魔王」のタイトルを返上することにした。一つ(何でしょう?)をのぞいて、すべてのサプリメントを薬のボックスから元に戻すことにした。サプリメント大魔王から、しばしの引退宣言である。半月ほど、すべてのサプリメントの飲用を中断してみることにする。人体実験である。
この先は、肌のなめらかさが失われるだろうか? 長距離走で痛めた筋肉はすぐに回復できなくなるかもしれない。ビタミンCやカルシウムを摂ることを止めるので、若い皆さんにはつい怒鳴り散らす危険があります。そばに寄っていったら、ご注意を! 朝鮮人参の粉末・錠剤の摂取停止によって、精力の維持は困難になるかも。お~、あ~、ふひぃ。
栄養ドリンクはしばらく飲んではいけない。もちろん、ユンケルやリポDの飲用は絶対的に停止する。そうなので、9月25日から始まる秋期のマラソン・シリーズ(駒ヶ根高原マラソン:15Kからスタートで約10レース)は急な坂道が多い。去年よりは記録ががた落ちになるはず。そうそう、何となく調子があがってきていた「コエンザイムQ10AA」も例外ではない。ごめんなさい、中溝さん、高原さん。