ブログを引用している記事は、「ローソンの「未来」を占う愛媛と沖縄の「民力」」(田中陽編集委員の署名記事)。本日の朝4時ごろに配信されたようで、ローソン竹増社長の記者会見を記事にしたものです。(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45762950W9A600C1X12000/)
記事中には書かれていませんが、ポイント還元を告知するため、テスト地域のローソン沖縄と愛媛では、テレビCMを流すそうです。単なる<5%>の値引きではなく、社会貢献をうたったCMになっているはずです。食に困っている子供たちの支援への協力になります。フードロスを削減する試みと、子供たちの食を支援するための寄付は相性がいいように思います。
なお、この記事を見た何人かの方が、「16時からの値引き開始だと、スーパーの値引きシールと同じことが起こらないだろうか」と懸念を表明されていました。「客単価はアップにならないのでは?」との指摘もありました。
初めてのことなので、ポイント還元率への反応など、やってみないとわからないところがあります。ただし、コンビニの店主さんが自身の収入増(小川仮説では最低+年収300万円増)に直結する本部の試みを、かたずをのんで見守っていることは間違いないです。だれも損をしない試みなど、そうそうあるものではありません。
本部も加盟店もベンダーさんも、消費者も環境にも都合がよいポイント還元の施策。ローソンの社会実験(もうひとつの選択)について、世の人々はどのように評価するのでしょうか。また、一人の消費者として、フードロス削減に皆さんがどのように協力するのか。単なる安売りへの協力と同じ選択をするのか?興味深いところです。
ちなみに、わたしがコンビニのオーナーさんたちに読んでいただきたいのは、つぎの記事です。
https://kosuke-ogawa.com/?eid=4968#sequel