経営大学院(IM研究科)が創業以来、13年目で初めて黒字化へ

 来年度は、経営大学院の研究科長(学校長)に復帰する。運がよいことに、復帰する最後の年に経営大学院イノベーション・マネジメント研究科が創業以来はじめて黒字化する気配を見せている。2月28日に実施される4回目の入試を残して、これまでで53名の合格者を出している。定員は60名である。



 従来からの応募を考慮すると、10名の応募は確実である。今年度は、院生の応募状況がよいことから、2ケタはいくだろうと予想している。さらに、来月からは、GMBAプログラム(英語での大学院授業)の入試が始まる。すでに海外や日本の学校からの応募が来ている。GMBAの入試には推薦制度もあるので、2016年度の入学者は10名は超えるだろう。
 日本語のプログラムで60名の定員確保は埋まりそうだから、GMBA枠を入れると、70名近くになる。 開学から13年かかったことになるが、ようやく定員枠が埋まり、教育事業としてはじめて黒字転換する。

 ここから定員枠(60名)を増やしていきたい。なるべく教員数を増やすことなく、効率よく制度を設計しなおして。うれしいことに、生徒の質も上がってきている。今年度は、上場中堅企業からの推薦などが増えている。特定の企業名を挙げることは控えるが、伸び盛りの流通サービス業や上場ベンチャー企業の幹部候補生たちである。
 また、この大学院の当初のコンセプトだった「独立起業家の育成」が世間に浸透し始めている。このスクールの存在に、ようやく世間が気づいてきたようだ。時間がかかるものだ。
 なお、「日経bizアカデミー」で2年間実施してきた広報活動の成果が実りつつある。ターゲットを絞ったマーケティング活動は重要だ。いまさらながらだが、、、

 本日は、二週間ぶりにハーフマラソンのレースに出場する。神奈川マラソン(ハーフの部)。5回目の出場になる。京浜東北線の磯子駅まで。2016年東京マラソンまで、最後の調整レースになる。それでは、、、