本日は、京都ー大阪へ出張する。関西地区のスーパーの花売り場を視察する。「花プラス」の小川順子社長に案内していただく予定である。花業界には小川姓の女性の傑物が多い。フラワーバレンタインのリーダー、小川典子さん。そして、「翌日配達お花屋さん」の小川順子さん。
小川さんのネット小売りビジネスは、11月に発売した拙著 『ブランド戦略の実際(新版)』の最終章にも登場する。独立系のネット花屋さんでは、業界で最大規模の会社のひとつである。昨年来、茨木にある「花プラス」の事務所を訪問する約束をしていた。
なかなか実現することなく、ようやく今回は、約束を守ることができそうだ。京都のイオンやJFMA会員のJ&Fさんの事務所も近くにあるらしいので、同時に寄らせていただくことになっている。
関西では、なぜかJFMAの地方セミナーを開催することが少ない。そんなこともあって、関西系のスーパーでは、あまり花売り場に立ち寄ることがない。金岡さん(バラ園)の阪急オアシス以外には、実態をあまり知らない。
とても良い機会なので、今回は、まとめていくつかの花売り場を覗いてみることにする。関西と関東では、いつも売れ行きの波にちがいがある。いまは、関東・関西ともに、プレミアムスーパー系の花売り場の販売は好調である(関東ではヤオコー、関西では阪急オアシスなど)。
わたしの観察結果は、明日にでも新幹線からアップすることにしたい。今回の訪問先は、必ずしもプレミアスーパーではない。秋から冬にかけてのシーズン、品質と品揃えと客層を見てみたい。
午後いちばんで京都に到着するので、ついでに京都のお寺に寄るつもりである。こっそり、東福寺のもみじでも眺めてみたい。10年ほど前に一度だけ、秋の東福寺に行ったことがある。紅葉のまっさかりだった。
たしか、京都でMUJIが全面改装を行った時期で、JMA(日本能率協会)のセミナーのコーディネーターを頼まれてのことだった。むかしのブログに、京都の社寺めぐりのことを書いたような記憶がある。娘が京都女子大に入学して学生だった頃だったかな?
今回は、まったくのフリーである。娘は、交通事故でいまは千葉の自宅療養中。わたしは、ふらっとお忍びで京都の街を(笑い)。戸外は結構寒そうだ。暖かい恰好をして、お寺のもみじを楽しむことにしよう。
明日は、東京の電通本社で学会発表である。めずらしく、わたし自らがしゃべることにした。そして、明後日は、IM研究科の第二回目の入試である。出願者がやや減少ぎみなことが気がかりではある。
東北の大震災の影響だろうか。他大学のビジネススクールも軒並み、志願者を減らしているらしい。私立大学のビジネススクールでは、年間の授業料が200~300万円である。授業料は安くない。不確かな時代に、会社を辞めて大学院に入学してくる人は限定される。