山形プレミアム弁当は、予定数量の600本をすべて売り切ることができました。テスト期間中は、お弁当の購入にご協力いただき、ありがとうござました。本日より、東京駅のほか、大宮駅、上野駅、山形新幹線つばさ号の車内にて通常販売になります。
引き続き、米沢・松川弁当店の「大地の恵み 山形プレミアム弁当 2011秋」をよろしくお願いします。この弁当は、11月中旬までの期間限定販売となります。冬春バージョンも開発中です。
学生たちからのレポートは、本日中には林社長に送られることになっています。昨夜は、全品売り切れの安心感からか、学生たち6人からは、わたしと林社長に報告がありませんでした!
とくに、はじめてのフィールドワークの経験で、消耗した上に満足しきった3年女子(最終日を担当)と4年のリーダー女子は、わたしからメールでこっぴどく叱られました。
「ほうれんそう(報告、連絡、相談)がない。終わったら即日にやりなさい!」 「本格販売になる明日(本日)からが勝負なのだよ」とわたしからの叱責!
「ごめんなさい」ではすまないのだ。松川弁当店さんは、学生たちと商品開発で遊んでいるわけではない。商売として取り組んでいるのだから、お祭り(全国駅弁大会@東京駅)での実績は当然のこと。もし売れないとなると、会社としては大変なことになるのよ。
チームとして、最初のハードルをやっとこさ超えたのだ。毎日、各駅で駅弁を500本も販売する。週末は、そのうちの200本が「山形プレミアム弁当」なのだ。
気合を入れていこう!テスト販売の観察や反省を踏まえて、定番での販売施策のために、必要な情報と具体的な提案がすぐに提示しよう。東京駅での完売で満足していてはならない。
「東日本大震災特需」で売れているだけだ。大宮駅や上野駅、週末からはじまる車内販売での売り方は、どのようにあるべきかをさっそく考えてみること。そうしないと、お互いにコラボしている意味はない。商品作って終わりではない。
そうですよ。きびしい商売の現実に向き合わないと、フィールドワークが「おままごと」で終わってしまう。わたしたちが組んだ相手は、真剣である。一緒に開発した弁当には、会社の未来がかかっている。小川ゼミには、一緒に取り組んだ責任もある。
そんなわけで、プレミアム弁当の戦いは、この先もしばらく続くことになる。山形新幹線や東京駅、大宮駅、上野駅を通るときは、JR駅構内の「駅弁や」を覗いてみてあげてください。
でも、売り切れになっていたら、ごめんなさい。人気沸騰で、品切れになるくらいを期待していますので。