長旅の疲れか、走る気にはなれず。一日、部屋でぼけ~として過ごした。前期マーケティング論の採点、コインランドリーでのお洗濯。そのあとは、山のほうまで車を転がして、ブルーベリーの買い物で終わった。不思議な塩川農園さん(笑)。
ブルーベリーは、板橋の実妹に送る分と、宿の女将にプレゼントのつもりで、3パックにしてもらった。ひとつは、自分用である。
生のブルーベリーに、このところはまりかけている。食べると、なんか酸っぱくて、目がぱちくりする。気分、気分。伯父の武蔵さんは、義眼になったな。視力喪失。わたしにも、ありえる話しだ。
看板に、「ブルーベリ摘み、1KG800円」と書いてあった。この宿で、一人合宿を始めた最初の日、雨の中を山の斜面を登って行った。ブルーベリーは、350グラムで400円。1KGだとすれば、ずいぶん安くなるんだと思った。
しかし、これは大いなる誤解だった。自分で摘んだら、800円なのだそうだ。摘んであるのは、1KG当たり1200円。畑に摘みに行けは800円にはなるが、いまさらはめんどくさい。観光ではない、実用目的だ。
畑に行くのはやめにした。雨も降ってきそうだった。冷蔵庫の中のブルーベリー、ありものを買うことにするかな。かなり不揃いである。この商品は、市場では扱ってくれないだろう。
「400円は、わたしらの労賃だよ」とおばあちゃんは、ニコニコと笑いながら、1KGのケースを3つに小分けしてくれた。この作業代は、いくらについているんだろうか。まあ、たいしたことはないな。駄賃、お駄賃。
塩川農園さんは、中棚荘の富岡女将のお得意さんだ。まけてくれるかな?でも、ご主人はいなさそうだ。パートさんに、裁量の権限はない。
もうそろそろ下界に、戻るとしよう。板橋の妹には、玉手箱を送ることにした。「恋ののみ薬」(どぶろく)、まるいも(地元産150円)、など。
さて、松川弁当店と法政のコラボ駅弁は、『大地の恵み、山形プレミアム弁当~2011秋~』になる。パッケージの絵柄は、わたし(小川先生)と、学生たちと林社長のイラスト画になる。コラボらしく、法政と地元企業が開発!
値段は1200円かな。最初のお弁当は、シーズン企画に。秋バージョンは、10月7日頃から東京駅で行われる駅弁大会に出ます。でたら、買ってね。