わが家には、テレビがない。しかし、夏の甲子園、高校野球の3回戦、第3試合が見たい。というわけで、午後は、新鎌ヶ谷のスポーツクラブNASにて、能代商業の試合を見ることにした。走りながら、ランニングマシーンのモニター画面で観戦する。
ということは、試合が終わるまでの約2時間、走り続けなければならないことになる。前の試合(第二試合)が長引いていないとすると、午後13時のプレイボールである。
午前中には、「ブランド戦略の実際」(新版)、第4章以降の校正作業を終えておかなればならない。昨日、どうにか第3章までを終えてある。
改訂版では、「コラム」(コーヒーブレイク)が、かなりオーバーフローしている。堀口編集長にも指摘されているが、4ページにわたるコラムは具合が悪い。わたしの悪い癖で、ついつい長く書きすぎてしまう。コラムが解説文になってしまうのだ。
東京(千葉)と由布院(大分)の違い。湯布院では、すでにひぐらしが鳴いていた。東京はまだ、アブラゼミである。とくに、この付近(白井市)は梨の産地なので、梨の樹につかまっていたアブラゼミが、天から墜落してくる。
そうなのだ。グラマンに撃墜されたゼロ戦のように落下してくる。きりもみをしながら、天から真っ逆さまに墜落して、アスファルトの路面で頭を打つ。
死にかけて暴れているセミを、猫が触って遊んでいる。そのあとのセミの死骸を、集まってきた蟻たちが地面の下まで運んでいく。7年目のセミの死と一緒に、毎年の夏が終わる。
しかし、甲子園はまだ3回戦だ。新聞でしか見られないが、今年の甲子園は試合がおもしろい。やっているほうはたまらないだろうが、逆転劇が多いのだ。
では、本の校正作業に戻るとするか、、、