済州島のホテル群は、ラブホテルみたいにファンタスティックって、本当かな?

 思いつきでエントリーした済州島マラソンまで、あと3日を切ってしまった。後悔が先に立つ。ハーフにすべきだったと。練習ができないまま(3か月間の累計でわずか350キロ)で、フルマラソンを走るのは、15年前のホノルルマラソン以来だ。



 海外でのフルマラソンである。準備不足で、今回は完走そのものがかなりあやしい。タイム以前の問題だ。モチベーションの問題というよりは、物理的に距離が稼げていない。
 頼みの綱は、大好きなサプリメントである。先週から、セサミン(サントリー)、コエンザイムQ10AAプラスバイタル(資生堂)、チョコラBB(エーザイ)、アミノバリュー(大塚製薬)を多投与している。これに、認知症の予防薬フェルガード(グロービア)が加わる。

 土曜日の朝の出発になる。元院生の中島君と、成田空港で待ち合わせている。ホテルやエアーは、マラソンツアーに参加であるが、済州島では、中島君と行動をともにすることになっている。本来の目的は、マラソンへの参加ではない。中島ファミリー(叔父さんが不動産の商売をしている)との面談が、主目的である。
 日本で財を成した中島君の父君は、済州島に大きな資産を残した。その不動産を活用して、済州島にアウトレットモールができないかを瀬踏みするためのFS(事業化調査)が目的である。
 日本ショッピングセンター協会(大甕専務)を通して、チェルシーの本体などに照会を依頼している。 マラソン参加ツアーは、実はそのおまけである。

 渡航は土曜日で、日曜日に走って月曜日の帰りになる。基本が週末だから、大学には迷惑をかけるわけではない。それでも、何かあるといけないので、教授会には届けだけは出してある。
 結末は、さて、どうなることやら。もちろん、わたしも済州島ははじめてである。
 どなたかが、「(済州島は)韓国の九州か沖縄で、新婚旅行のメッカ」と言っていた。「ホテルはみんな、ラブホテルみたいよ」とある女性(独身者)は、うれしそうに話していた。彼氏と行ってみたいのかな?(笑い)
 韓国人の留学生によると、「先生、それは、30年前のことです!」と一笑に付された。真実を、この目で確かめてくる。現地からまた報告します!