今週末にかけて、母の日のフラワーギフトの受注が、昨年対比を上回り始めている。週の初めに予想していた通りである。ただし、一部の量販系では、受注のスタートがずいぶん遅れている。累積では、昨年度の実績を割り込んでいる。まだ予断は許さない。
花のギフトカタログとネット販売データのサンプルデータ(5社)を紹介する。
独自の電話リサーチによると、昨年度比で、受注残は、120%(ネット販売)、120%(CVSカタログ)、400%(カタログと店舗)、110%(店舗受注)、100%(店舗受注)の状態であった。当日は、お天気次第かもしれない。
国内産地からの供給のほうは、最近まで天候が良かったことで順調に推移している。需給バランスは、ちょうどよい感じである。多すぎもせず、少なすぎずもせず。
本日、千葉県地方は風が強い。これから走りに出るが、吹き飛ばされそうだ。秋田の実家(母親)には、いつものように、大分メルヘンローズのバラを予約した。昨年と同様に、安部さんにお願いの電話を入れた。
「天候しだい」などと予想屋になるのではなく、自らも発注をしなくては。その思いからである。それにしても、母親の誕生日は真夏である。いつか母の日に贈ったバラがとても喜ばれた。
フラワーバレンタイン以降、花を贈ることが習慣になっている。花贈りは麻薬である。いちど贈りはじめると、受け取った人が喜ぶのを見る快感と、贈りたい誘惑から逃れられなくなる。