お知らせ: 今週から来週にかけて、3つの講演会がすべて延期に

 昨夜(3月11日)のSOHO静岡での講演、本日(12日)の日本生産管理学会(カーボンフットプリント、火曜日(15日)の「とことんオーガニック」のすべてがキャンセルになった。「とことん、、」は、憲政記念会館が古い建物なので、使用許可が出ないからである。


先ほど、共同基調講演者の徳江さんから、「シンポジウムはやむなく中止します。これから500人に連絡します」と伝言があった。会場は、旧式である。
 昨日の地震で、同じころに建てられた九段会館の天井が落ち、けが人が出たからであろう(その後、卒業式の参列者の中から、二人の死者が出たことが判明、黙祷)。
 講演会が3つとも、当面は延期になる。再度の設定は、もしかするとあるのかもしれない。なんとなく、気勢をそがれたような気がする。もともと10日間で8本の講演、というのが変な予兆がしていた。

 すべては、まともには完遂できないような予感がしていた。
 いまは、麹町の事務所にいる。余震の揺れが続いている。揺れが大きい(12時13分)。心配なのは、原子力発電所だな。もともと地震国の日本で、原子力発電所はリスクが高い。火力発電でも、火災など、同じようなリスクはあるのだが。災厄の程度がちがう。

 事務所では、ふたり(津田さんと松島さん)がすでに仕事を始めている。明後日(3月14日午後14時)に締めきりが迫っている、農水省の「日持ち販売試験レポート」である。この日本人たちも、こんな状況でも、律義に締切りを守ろうとしている。

 津田さんは、昨日は、大揺れの時に、自分のPCが机から落下した。途中でデータを保持できなかった。それをいま復旧したようだ。まじめだよなあ、日本人は。
  松島さんも、昨夜、歩いて自宅に帰ったのに、いまは麹町に出てきて、レポートを作成している。

 わたしも、自分の翻訳のチェック作業をしようっと。はい、もう、しごとに入りますね。