東京マラソンの完走タイムは、4時間46分だった。結末はふがいないのだが、それでも予想どおりではある。練習不足と良好な天候(暑かった!)、前週の青梅マラソン(30K)の疲れが残っていた。しかし、収穫もあった。体重が3KGほど落ちたことである。
わたしは逆境に強いタイプだ。昨日のように、気温13度くらいで好天に恵まれると、結果が出せない。昨年のように、スタート時点で気温が5度、雪がちらつくくらいの悪天候のほうがよい。MM体質だからだろう。
本日は、一日、完全休養にしている。ビッグサイトに到着後、大塚製薬のVIPルームでアイシングをしてもらったおかげで、関節に痛みは残っているものの、心配していた腰痛は発生していない。
先週、青梅マラソンを完走したときよりも、体重が大幅に落ちている。その分だけ、体全体がすっきりしている。老廃物がすべてわたしの体から、汗で外に出てしまった感じだ。
お肌もつやつやになった。両足の太ももの外側の皮膚が、走る前は乾燥でかさかさだった。古い皮膚がすべて剥けてしまっている。
そういえば、人間としても、一皮剥けた気がする。というのは、今回の二週間連続の長距離は、実はあまり気持ちが乗らなかったからである。昨年、田沢湖マラソンの完走で、47都道府県を制覇してしまったからである。
遠く目標を失っている中で、5年ぶりの青梅と、期待していなかった二年連続の東京マラソンへの参加である。しかし、とりあえずは、両方とも完走できてしまった。
この先は、あまり無理をせずに、しかし、きちんと走りこむことを再開しようと思う。練習不足が、東京マラソンでは、30KM過ぎてからの失速に結果した。かなり忙しかったのだが、そのことは言い訳にならない。
仕事も人生もマラソンも、結果がすべてである。そのために、また努力しよう。でも、一日だけは、完全休養することにしよう。