ネット書店10社中、8社が在庫切れに、、、市場に売るべき商品がない!

 拙著の広告記事が、本日発売の『週刊ポスト』と『oggi』(女性ファッション誌)に掲載されていた。先週、取材を受けた「毎日新聞(埼玉版)」には、本日付で記事が載っている。しまむらとヤオコーのことが5段抜きで紹介されている。


しかしである。書店にもネット書店にも、店頭在庫=商品がないのだ。参ってしまった。ネット書店のなかで、かろうじて在庫があるのは、紀伊国屋書店とジュンク堂(丸善)だけである。
 楽天、アマゾン、BK1、セブンーイレブン、小学館、ツタヤなど、8社は入荷待ちである。しかも、入荷日がわかっているのは、ツタヤとBK1だけである。アマゾンと楽天は、入荷日の表示もはっきりしていない。
 アマゾンの中古本も、たくさんあったのに、値段が高い一冊を残して、どんどん売れている。サイン本でもないのに、正価1470円に対して、送料込みとはいえ、2000円台の値付けはないよな(著者より)。

 ネット書店をのぞいてみて、購入を検討した読者は、オーダーができないだろう。いつ入荷するかがわからないのだから。このチャンスロスは、いったい全体、何冊くらいになっているのだろうか?
 それでも、アマゾンの書籍ランクは、5000番台に順位が復帰している。こんな在庫状態でも、とにかく注文してくれる読者がいるというこだ。ありがたいことだ。
 
 新車の販売で、わざと受注残を抱えさせ、売れているように見せかけることがある。場合によっては、売れている商品でも、注文に迅速に対応しないようにする。それでも、今回は別だよな。客が目の前にいるのに、商品が供給できないでいる。初めての体験だが、実に歯がゆくなる。
 あと3日間、この無在庫状態は継続する。印刷所のスケジュールが決まっているからだ。紀伊国屋書店も丸善(ジュンク堂)も、3日のうちには在庫がなくなりそうだ。
 あとは時間の問題だろう。大手書店で、すでに店舗によっては、とくに埼玉県と都心部では、立地によっては店頭在庫がない。
 
 おやおやである。わたしもあと10冊しか自著の在庫をもっていない。渡したくとも、送付ができない。この値段の本だと、いつも挨拶がわりに、手土産代わりに訪問者に手渡している。、
 来週から再来週にかけて、その他の新聞や経済誌などに、いくつか書評が載りそうな気配だ。それまでに、十分な数の「玉」を準備しておいてくださいね。