75才で青梅30KMを走り切ったランナー(アイリスオーヤマ元社長室長、岡本幸治さん)

 岡本さんと5年ぶりで青梅を走った。3年前にもエントリーしていたのだが、42回大会は大雪で中止になった。仙台からは3人が参加。5年前は、10KMにエントリーしていた岡本さんだったが、今回はふたたび果敢にも、30KMを走り切った。お見事!


タイムは、3時間23分。制限時間が4時間とゆるくなったが、むかしの3時間半の関門制限でも、らくらくの完走である。

 岡本幸治さんは、七十七銀行の元気仙沼支店長。ランナー歴30年+の超ベテランランナーである。七十七銀行でランナーズクラブを結成。その仲間たちと、毎年、青梅を走りにやってくる。30年間で、29回青梅に参加。一回だけ不参加は、米国出張のためだったらしい。
 七十七銀行を退職後は、アイリスオーヤマの大山健太郎社長に請われて、社長室長を約10年勤めた。そのころに、わたしは、ダイヤモンドフリードマン社の千田編集長の紹介で、岡本さんと知り合った。気仙沼のつばきマラソンや仙台ハーフなどで、GRCのメンバーともご一緒するようになった。

 岡本さんは、アイリスオーヤマを70歳で退職。その後、どうしていらっしゃるのかなと思っていたところ、この正月に岡本さんから年賀状がやって来た。
 「今年は、青梅の30KMを走るつもりです」とある。おやおや、岡本さんは青梅(30KM)を卒業したものとばかり。
 どっこい(笑い)、青梅マラソン30KMの制限時間が、4時間に緩和されていた。岡本さんらしい。

 昨日の再チャレンジは、奥様に大反対されての参加だった(らしい)。七十七銀行の仲間たちも、病気や負傷で、近年は思うように参加ができていない。しかし、ご本人は、見事なタイムでゴールイン。3時間半切りである
 「来年はまた、たくさんの仲間を仙台から引き連れて参りますよ!」と新幹線で元気に帰られた。
 75歳で、急坂の多い青梅を走りきれるのは、すばらしいことである。毎朝5KMのランニング練習をいまでも欠かしていない。岡本さんを見ていると、自分も70歳までは走れそうな気持ちになる。

 さて、来週は、わたしの本番である。第5回東京マラソン、4回目の出場になる。