新聞広告とSNSの相乗効果: 新本がマーケティング部門で1位に

 拙著『「値づけ」の思考法』が、アマゾンの書籍ランキング(マーケティング部門)で1位になった(13時~)。書籍全体では、最高位が125位だった(19時~)。昨日の朝、日本経済新聞の朝刊(2面)に、拙著の広告が大きく掲載されていたからだと思われる。朝方はそれでも、全体のランクは2000番台だった。

 

 午前から午後にかけて急激にランキングを上げたのは、SNS(FB)の効果である。友人や学生たちに、フェイスブックやツイッターで本を宣伝してもらえるよう、お願いの指示を出していた。LINEとメッセンジャーを駆使して、短いメッセージを配信したのが9時から10時の間。

 ほとんどの友人から即時の返信があった。延べにして約50人。ショートメールには、日経の広告画像を添付した。情報を拡散しやすいよう、アマゾンのURLも同時に送信した。SNSで本書を拡散してくれた結果、朝9時ごろには1000番台だったアマゾンのランクが328位に上昇。10時の時点で、マーケティング部門で2位に躍進した。

 その後、わずか1時間で、11時にはマーケティングで1位に。午後13時には、全体でもランキングが160位につけた。夕方19時には、とうとう最高位の125位に上昇した。

 

 午前9時半現在、マーケティングでは2位に後退してはいたが、書籍全体では238位につけている。決して悪い順位ではない。日経の広告効果が消えないうちに、二桁まで行ってほしかったなあ(涙)。マーケティングで一番が「エクセルの教科書」なのだから、実質的にはトップをキープしていると考えてよいだろう。

 アマゾンのランキングを上げるテクニックについて、現役院生の鈴木将之君から貴重な情報とノウハウをいただいた。購入者のどなたかがレビューを書き込めば、現状のランクはもっと上がるらしい。わたしの本は、どなたからもまだレビューをもらっていない。最初にコメントするのは、かなり緊張するものですはありますが。

 アクセスを増やす算段は仕掛けているので、SNS経由の拡散効果はまだ消えていない様子だ。午後にはどのくらいで順位を維持できるだろうか?岩崎先生と一緒に編集した『メディアの循環』(生産性出版、2017年)で採用した方法(マスとSNSの相互作用)は、ランクを上げるためには今回も有効だった。

 そういえば、あの本の増刷分で受け取ったお金を、仲間とシェアするのを忘れていた(私の財布に入ったままだ!)。

 

 ところで、本日は午後15時25分のSFJ83便で、羽田から北九州空港まで飛ぶ。学生が6班に分かれて、スターフライヤーのMS(覆面サービス調査)を実施することになっている。隔年で実施している授業の補講イベントである。

 明日は、スターフライヤーの幹部の皆さんが休日出勤して、院生のプレゼントと討議に対応してくださることになっている。ありがたいことではある。