ツアーの訪問日程はすべて完了。ケニアの花産業について、詳しくは後ほど。いまからエチオピア経由でタイのバンコクに向かう。この旅は、JFMA海外ツアー、始まって以来の過酷な行程になった。
旅行中に、これまで最大の脱落者を出した。なんと!4人が食あたり。犠牲者は、松島専務(JFMA)、海下理事(クリザール)、井上(青山フラワーマーケット)ほか、一名(生産者の大井さん)。わたしは、夜中にちょっとだけ痛みが走った程度で、ひどい下痢からは難を免れた。
一昨日に食べた鰐肉(クロコダイル)か、生野菜が原因と思われる。いちばん、ひどかったのは、井上さんと大木さん。ふたりは、3日目の視察をパスして、ホテルで休むことになった。
下痢と高熱に悩まされている。正露丸を多量に飲んでいるが、お腹の調子は戻らないようだ。バンコクまで、アジスアベバ経由の長旅がはじまる。過酷である。
この続きは、アジスアベバから。ケニア人は、しごとがのろい。3時間前のチェックインが要求された。理由はわかった。作業場の効率も、総じて悪い。賃金が半分以下なので、それでも成り立っている。
フェアトレード商品が多いが、その理由もそうした事情からきているのだろう。