本日は、これからカインズホームの本社(群馬県高崎市周辺)に行くことになっている。5月から、カインズと小川研究室が、共同でPB商品開発のプロジェクトをはじめたからである。本日の行程表が班長の川口えりから送られてきた。12時半に、上野駅の新幹線ホームに集合である。
ちょっと風邪気味である。咳が、こんこん、と出ている。毎日、関東圏を東奔西走はつらいなあ。左脳は、オイシックスとヤオコー。今日は、カインズだ。けっこう、暑さで体力を消耗している。
学生だけで、わたしが行かないと、カインズさんも「仕切りに」困るだろうな。この健康状態で、新幹線に乗るのは、けっこう辛いな。そう思いながら、でも行くんだろうな、と。
今年度のフィールドワークのチーム(4つの班)の中で、「カインズ班」がもっとも現実に近いテーマをいただいている。6月のブレーンストーミングでは、おおきくは二つのくくり(カテゴリー)で、PB商品開発に取り組むことにした。
学生たちが注目した商品カテゴリーは、いままであまりカインズに来なかった顧客(若いファミリーと女性)に狙いを定めている。SUNAMOなど、都市型HCを意識したものである。そして、シリーズ化が今回のテーマである。単品の開発ではなく、テーマのくくりで、シリーズPBを開発をしようとするものである。
カインズのような会社には、商品開発の専門家集団がいる。調達面や技術面では、学生はとても勝てっこないだろう。しかし、おそらくは、専門家がとても考えもつかないところに、学生たちの独自性がある。そこを評価してくれているらしい。
本日、午後の最初の打合せは、PB商品だけを集めた「カインズホーム伊勢崎店」で行われる。視察を兼ねている。そういえば、千田編集長と、昨年度、一緒に行く予定になっていた店だ。
リサーチの準備のミーティングを用紙されているらしい。学生のやることだから、いまいち、手順がわからないなあ。(川口っちゃん、よお、、しっかりまとめてくださいね)
学生たちは、夏休みに、どこかの店舗(たぶん、SUNAMO!)で、消費者調査を実施するらしい。調査票は、なんのために設計しているのだろうか? 昨日送られてきた「サンプル」(メール)をまだ開いていない。 教育は、ほんとに手がかかるな。
でも、今回は、「お話では終わらせない」つもりだ。開発した商品を、来年1月までには、実際に販売してみるつもりである。学生もカインズの開発側も、そのつもりでいると思う。だから、ここはやはり、行かねばならぬ(笑)、となる。