目標タイムの3時間57分には遠く及ばず。一緒に走った元ゼミ長の川原にも完敗であった。東京の街を完走はできたのだが、後半の25キロ過ぎから、完全にスローダウン。前半で抑えすぎてしまったのも問題だった。最初の20Kまで5Kのラップ28分は遅すぎで、かえってペースに乗れない原因にしてしまった。
30キロ地点で、サブフォー(<4時間)が達成できないとなると、いままでならば、たいていは歩いてしまうところである。それが・・・わたしにとっての救いは、これで4年間、6回連続で歩かずに完走していることである。
06宮崎、07東京、07つくば、08荒川、08パリ、09東京。その前は、05ニューヨークまで、3連敗だった。04宮崎、05荒川。フルマラソンは極限までいくので、目標タイムが難しくなった瞬間に、目標に向っていく気持ちが簡単に折れてしまう。それも突然にやってくる。
今回の敗因を分析してみる。明るく反省である。
1、準備が良すぎるのは、わたしらしくなかった。次回からは、いつものように、ばたばたで用意をすることにしよう。シューズを忘れたり、時計を置いてきたり、電車に遅れたりが、わたしらしいようだ。前日にきちんと準備万端、身の回りを整えるのはやめにしよう。
2、不摂生のため、体重が重すぎた。166センチ、62KGは、マラソン選手ではありえない。エリートランナーのリスト(東京マラソンの配布物)には、選手たちの身長と体重が掲載されていた。わたしのクラス(身長165~168センチ)の男子ランナーだと、体重は52~55KGである。
せめて、4月26日までは、3~5KG減量して、58~59KGでレースに臨みたい。ドイツの友人(ブルーメ2000の若社長、エリックは練習してるかな?)とハンブルクマラソンに参加してみたい。一番の課題は、アルコールを控えることだ。わかっているけれど、やめられない。
3、練習量が少なすぎた。1月と2月は、4レース連続でハーフに出場した。しかし、2月末から3月にかけて、ふだんの練習では長距離(20K超)をほとんど走らなかった。昨年暮れから続けてきたLSD(ゆっくり長距離走)を怠ってしまった。
マラソンでいい結果が出るときは、前月の走行距離が200キロを越えている。今回は、2月が127Kだった。あるいは、二日前までは長い距離を走っても、わたしは平気みたいだ。今回は、レース前の3日間は、まるっきり走らなかった。ある程度、痛めつけたままの体で走るのが、わたしには向いているようだ。昨年も、松山の「坊ちゃんハーフ」の二日後に、つくばでフルを走った。そのときは、レコードタイムだった。
謙虚になって、次回に備えることにします。