上海カジュアル衣料品購買者調査(2009年1月実施 途中経過)

上海インテージの佐藤真大さんから、昨日は、現地調査の経過報告がきていた。店頭調査は、予定のサンプル(4店舗各30サンプル=120)をすべて収集して完了した。週末は雨も降らず、気温も比較的高めで推移したようだ。春節前で、上海の市街には人出もかなり多く出ていたらしい。いつもラッキーである。



 ネット調査のほうは、サンプル数も360と多めなので時間もかかりそうだ。南京(120サンプル)と上海(240サンプル)を割り当てている。3分の2(240サンプル程度)はすでに回収が済んでいる。

 「WEBについては、中国は平日のほうが回答率が高いですので、今週には問題なく完了できるものと考えております」とのことだった。平日のほうがサンプルはたくさん集められるらしい。日本ではどうなのだろうか?
 いずれにしても、調査結果は2月3日で上がってくる。楽しみである。ユニクロとハニーズの日本ブランドに対して、H&MとZARAのEUブランドがどうように評価されているのか?新興のMeters/bonweやC&Aがどのような認知度と購入意図を獲得できているのか?三年前とユニクロのイメージは変わっているのか?ジョルダーノやバレノとのポジショニングに変化はあるのか?
 各国ブランドの原産国の質問を、質問票の中に潜ませている。生産国(made in ××)に対する誤認はあるのか?日本ブランドに対する南京事件の影響はまだ残っているのか?

 明後日から、JFMAのツアーで欧州に行く。パリ、ロンドン、アムステルダム、エッセンである。10日間で4カ国。いつも駆け足の旅行になる。今回は、ベンチマーク調査が目的である。
 欧州のスーパーの花売場がどのように変わっていくのか?英国とオランダとドイツの花束加工センターは、進化をしているのか?IPM(エッセン)とメゾンオブジェ(パリ)の展示会は、どのような新しいトレンドを発信してくれるのか?
 旅行中も、アシスタントの福尾さんを経由して、皆さんに欧州からHPで情報を発信していく。楽しみにしてください。