本当に役に立つ「フレームワーク」: 学生たちがお弁当の新商品開発に応用中です

 ゼミの学生たちが、米沢の「松川弁当店」と協力して、駅弁の新商品開発をしている。米沢牛をベースにしたお弁当である。学生たちが頼りにできる枠組みがないので、来月発売予定の『28歳の仕事術』のPDFファイル(再校原稿)を渡してみた。


先日、松川弁当店班が、大学院のゼミ室(わが研究室前のブース)で、ミーティングを開いていた。まるで、ZAIN社の若手チームのように、ホワイトボードを使って、、、
 
 チームメンバーの宮本美咲のノートを覗いてみた。
 なんと、手書きで、どこかで見たような図表が書いてあるではないか。そうなのだ。チーム6人全員が、PDFを読み込んで、弁当の開発に、NKK(並木、栗野、栗原)の「フレームワーク」をそのまま描いていたのだ。
 SWOT分析,POC、ホールプロダクト概念、スケジュール管理、etc。おー、やるではないか!

 この話を、全体取りまとめ役で、ライターの栗野くんに話してみた。さっそく、宮本に連絡をしたらしい。書籍の発売日の翌日、8月3日に、宮本と会うことになったという。
 わたしが二人を引き合わせたのは、合コンが目的ではない。実際に、フレームワークが商品開発に有効に機能することを証明してほしいからである。
 書籍をたくさん売るためにも、ほぼ素人の学生たちが、フレームワークを使いこなしたら、こんな素敵な商品が開発できましたよ。そんな実例に、ゼミ生たちのプロジェクトを使ってほしいからである。

 来週のはじめ、7月26日か27日には、見本が刷り上がってくる。楽しみにしているのは、宮本やチームリーダー(松川弁当班)の長田だけではない。
 8月2日が、本の発売日である。HPに、宮本が書いた手書きのSWOTやホールプロダクトの図が出ると、なんとなく、強烈なPRにもなるかな。
 つぎは、ドラマ化を考えてみたらどうかしら。小川先生は、まじめに言ってます。