大学院客員教授訪問記(1)

 法政大学では、2004年4月に一年制専門職大学院「イノベーションマネジメント研究科」(昼のビジネススクール)を開校することになった。日経新聞本紙や日経産業新聞ではすでに何度か取り上げられている。経営大学院で教える17人の専任教員は、文部科学省の人事審査を通過している。先月からは、来年度の授業に向けてカリキュラムの編成をはじめている。


経営学と情報技術を専門とする教授陣が、コラボレーション科目を共同運営するなどの新しい試みがなされる。わたしも来年度からは、昼間の経営大学院に移り、マーケティング論を講義することになる。学部長の任期が3月で終わるので、研究者としてリハビリのチャンスになり、楽しみである。
 本大学院のユニークなところは、現役の企業家(ベンチャー経営者)を大学院客員教授として招くことである。現在までのところ、12名の方を客員教授として招聘することになっている。先週から順番に、客員教授就任予定者を訪問している。このHPでは、順番に客員教授就任予定者の訪問記録を紹介していく。予定は以下のようになっている。

 11月12日(本日): 藤崎清孝社長(オークネット) 
 11月18日: 大山健太郎社長(アイリスオーヤマ) 仙台訪問
 11月22日: 岩田弘三社長(ロックフィールド) 神戸訪問
 12月1日: 柳井正(ファーストリテイリング会長)
 12月2日: 坂本孝社長(ブックオフコーポレーション)
 
 すでに訪問を終えた木内政雄社長(西友、良品計画)を、次回は紹介する。