毎日新聞に、「花を購入する男子が増えている」という記事が掲載されています。JFMAのネット調査が引用されています!掲載は、7月4日ですが、本日、確認しました。
花束男子:じわりと増加 プレゼントで「意外性」演出
2014年07月04日
花を買う男性がじわりと増えている。パートナーに花を贈る、自宅に好みの花を飾る−−など、その目的はさまざまだ。一昔前は、花屋に足を踏み入れたことがないといった男性も多かったが、花を小脇に抱え、さっそうと歩く花束男子がフツーになる日も近い?【江刺弘子】
◇予想以上のサプライズで効果実感
東京・丸の内のオフィス街にある「レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ」には、スーツ姿の会社員がオーダーしておいたアレンジフラワーを受け取る姿がしばしば見受けられる。クリスマスシーズンやホワイトデーともなると、カウンターに数人が列をなすことも。
代表取締役の中嶋敏光さんは「首都圏にあるリベルテの店舗のうち、特に大手町・丸の内を中心に3年ほど前から、30〜40代を中心に男性客が目立つようになった」と話す。人気は約3000円のバスケットアレンジという。
なぜ、男性が花を買うようになったのか。日常的に花を楽しむ習慣がある欧米風のライフスタイルの影響も大いにあるが、中嶋さんは「予想以上のサプライズ」が貢献していると推測する。男性がプレゼント用に花を買うとなると、たいてい贈る相手は異性だ。たかが花、されど花。女性が花を受け取った時に見せる表情や喜びは、ほとんどの男性にとって「想定外」でその効果に驚くという。
男性の花選びをアドバイスする書籍の「HOW TO 花贈り」(フラワーバレンタイン推進委員会・朝日出版社刊)には、「贈った自分の方がびっくりするんですよ、想像以上に喜んでくれることが多くて」との、男性の声が紹介されている。これこそが「花を贈ることの効果を男性に実感させる原動力」と中嶋さんは指摘する。
ただ、「花屋に入るにも勇気がいる」といった男性が多いので、中嶋さんは「花の品ぞろえに加えて、気軽に入店できる雰囲気作りも大切」という。スタッフとなじみになると、花を買うことへの照れや抵抗感が薄れ、リピーターになる男性客も少なくない。まずは花屋に入るという「突破口」をいかに開くかも肝心のようだ。
◇2月14日は男性から花をプレゼント
日本フローラルマーケティング協会(東京都千代田区)がインターネットを通じて520人(女性312人、男性208人)を対象に花の購入について行った調査では、昨年、花をプレゼント用に買った男性は前年より1.4ポイント上がって34.1%だった。自宅用とあわせると47.1%となり、全体の半数は何らかの理由で花を買っている。